<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<?xml-stylesheet href="/assets/xslt/atom.xsl" type="text/xsl" media="screen" ?>
<feed version="0.3"
      xml:lang="utf-8"
      xmlns="http://www.w3.org/2005/Atom"
      xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/">
  <title>オーディオ万華鏡(SUNVALLEY audio公式ブログ):オーディオ</title>
  <category scheme="http://tubeaudio.exblog.jp/i2/" term="オーディオ" label="オーディオ"></category>
  <link rel="alternate" type="text/html" href="http://tubeaudio.exblog.jp" />
  <modified>2026-06-16T11:12:15+09:00</modified>
  <author><name>audiokaleidoscope</name></author>
  <tabline>SUNVALLEY audio公式ブログです。新製品情報,イベント情報などの新着情報のほか、真空管オーディオ愛好家の皆様に向けた耳寄り情報を発信して参ります。</tabline>
  <generator url="http://www.exblog.jp/">Excite Blog</generator>
  <entry>
    <title>ボイスコイルインピーダンスとDCR</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://tubeaudio.exblog.jp/36520138/" />
    <id>http://tubeaudio.exblog.jp/36520138/</id>
    <issued>2026-06-15T23:59:00+09:00</issued>
    <modified>2026-06-16T11:12:15+09:00</modified>
    <created>2026-06-16T04:27:40+09:00</created>
    <author><name>audiokaleidoscope</name></author>
    <dc:subject>オーディオ</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[おつかれさまです。認定中古の準備も大詰め段階。今月はアイテム数も少し多めです。<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/16/85/b0350085_03270322.jpg" alt="_b0350085_03270322.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>先日のエントリーで第一報を出したJBL 376コンプレッションドライバー + FOSTEX H251も最終測定とクリーニング中です。<br />
<br />
参考記事 コンプレッションドライバーについて (出典 jp.jbl.com)<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/16/85/b0350085_03270304.jpg" alt="_b0350085_03270304.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>ボイスコイルのDCRも揃っていて問題ありません。<br />
そういえばスピーカーの公称インピーダンスとボイスコイルのDCR (直流抵抗)の関係について時々質問を頂くことがあります。たとえば今回の376は公称インピーダンス16ΩなのにDCRが約8Ωなのは正常か？的な内容です。結論から申し上げるとインピーダンスとDCRは一致しません。<br />
<br />
スピーカーのインピーダンスは周波数によって激しく上下します。一般にコンプレッションドライバーの多くはカットオフ周波数付近 (500Hz前後)のインピーダンスの最も低い部分を基準に公称しますが、4インチという巨大なボイスコイル径をもつJBL 376は巻線 (エッジワイズ巻きのアルミリボン線など)が太く短くなりDCRが下がる傾向です。<br />
<br />
インピーダンスは高域に向かうにつれてリアクタンスが上昇することで10kHz以上では30〜40Ω以上に達するのが普通です。JBL 376は20,500ガウスという非常に強力な磁束密度を持っており、磁界が強力であるほど逆起電力 (電気的抵抗)も大きくなります。つまり電気を流した瞬間に発生する交流の抵抗が高いため、銅線そのものの抵抗（DCR）は低く抑えられているという訳です。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/16/85/b0350085_03270362.jpg" alt="_b0350085_03270362.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>376をFOSTEX H251にマウントし、クロスオーバー周波数500Hz (-12dB / oct.)で鳴らした際の軸上1mの周波数特性です。細かい暴れは平均化してグラフ化していますが、2kHzの能率は実に110dBを超え、家庭では1W以下の出力で十分すぎる音量が得られます。<br />
<br />
高能率15インチウーハーあるいは12インチのダブルと組み合わせてこんな格好いいシステムを組んでいただくと最高ですね。ペア税込20万円以下でご提供しますので、ご興味ある方は今週土曜日ぜひ参戦して下さい。<br />
<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>先読み修理</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://tubeaudio.exblog.jp/36514991/" />
    <id>http://tubeaudio.exblog.jp/36514991/</id>
    <issued>2026-06-14T23:29:00+09:00</issued>
    <modified>2026-06-15T07:51:22+09:00</modified>
    <created>2026-06-14T23:29:15+09:00</created>
    <author><name>audiokaleidoscope</name></author>
    <dc:subject>オーディオ</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[おつかれさまです。今日は持込みメンテ対応からスタート。<br />
<br />
お申し出の内容は、片側のフィラメントが不点灯, 真空管を入替えても変化なしとのこと。通常は実機を送っていただいて1.5ヶ月程度の修理期間をいただくのですが、状況から原因箇所が強く推定できたので、あらかじ必要パーツを準備しておけば1～2時間で作業できるかも...と申し上げて今日を迎えました。<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/14/85/b0350085_20310292.jpg" alt="_b0350085_20310292.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>SV-284D /  Cetron 845仕様<br />
<br />
<br />
届いた284D。せっかくの機会なので全体点検から始めます。過熱痕や膨満, 配線系の硬化, ネジの緩み, ハンダづけ部の劣化...不調箇所だけでなくトータルの品質向上のチャンスです。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/14/85/b0350085_20310294.jpg" alt="_b0350085_20310294.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>これが事前に用意しておいた845フィラメントDC点火基板Assy。原因はブリッジダイオードでしたが念のためユニットごと入れ替えて完全復旧。事前の情報が正確で無駄なく対処できました。<br />
<br />
帰宅後のお客さんからは「1ヵ月ぶりの284Dサウンドに驚きます、スゲ〜大迫力ざんす！こんなに濃厚な響きだったのかとシミジミと聴き入ってます。凄い個性です！」とメッセージをいただきました。よかったです。<br />
<br />
続いてはSV-S1616D / 300B仕様。今月の認定中古出品予定です。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/14/85/b0350085_20310229.jpg" alt="_b0350085_20310229.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>真空管なしで買い取らせていただいた個体を整備しました。真空管はとりあえず仮でJJ ECC81, JJ ECC82, PSVANE 300B, SOVTEK 5AR4で最終検査しているところ。十分よい音で鳴っています。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/14/85/b0350085_20310242.jpg" alt="_b0350085_20310242.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>カップリングはDel Ritmoオイルコンです。全体点検後に整流管のインラッシュ対策をしてからソケットの嵌合強化もしておきます。キット組立品ベースの品物ですが、しっかり時間をかけて整備しましたので、人気のS1616D / 300B仕様を欲しかった方には是非狙っていただきたいと思います。税込10万以下で出品予定です。<br />
<br />
<br />
そして買取依頼品の査定も。SV-3後期です。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/13/85/b0350085_22571965.jpg" alt="_b0350085_22571965.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>外観的にも傷みの少ない美品。ぜひ買い取らせていただきたいものです。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/13/85/b0350085_22571944.jpg" alt="_b0350085_22571944.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>事前の情報では片chから音が出なくなったとのこと。カルテを調べたら2021年にメンテさせていただいた品物であることが分かったので、本体故障の可能性は低く真空管由来ではないかと申し上げて送っていただきました。<br />
<br />
通電したところ、私どもの環境では全く問題なくデータ的にも5年前と変化なかったため最高料率で査定させて頂きました。片ch不調は偶発的接触不良かケーブルの問題でしょう。<br />
<br />
基本的スタンスとして仮に買取が不成立に終わったとしても、軽微な不具合の場合は仮修繕してお返しするようにしています。過去3年近く買取不成立はありませんが、今後も結果に関わらず出来ることをやっていきたいと思っています。<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>今月の御開帳は20日(土) 20時です</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://tubeaudio.exblog.jp/36511852/" />
    <id>http://tubeaudio.exblog.jp/36511852/</id>
    <issued>2026-06-13T23:59:00+09:00</issued>
    <modified>2026-06-14T06:12:36+09:00</modified>
    <created>2026-06-14T05:40:01+09:00</created>
    <author><name>audiokaleidoscope</name></author>
    <dc:subject>オーディオ</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[おつかれさまです。今日は完成品, 中古品, 査定品と盛り沢山でした。いくつかご紹介していきましょう。<br />
<br />
昨日のエントリーの写真にも写り込んでいたSV-300LB組立代行品のエージング, 測定が完了しました。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/13/85/b0350085_22572082.jpg" alt="_b0350085_22572082.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>SV-300LB 梅<br />
JJ ECC81, EH 12BH7, PSVANE 300B, SOVTEK 5AR4<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/13/85/b0350085_22572067.jpg" alt="_b0350085_22572067.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>SV-310 (完売)と双璧をなす当社最高級プリ。トランス出力ながら高域側F特65kHzを確保し、非常に制動力のある安定した音質が好評いただいてきました。SV-310が量感と響きを加える傾向であるのに対し、300LBは鮮度と力感を増す方向性のプリです。<br />
<br />
続いてはSV-19D。今月の認定中古で出品を予定しています。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/13/85/b0350085_22571935.jpg" alt="_b0350085_22571935.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>SV-19DD<br />
<br />
Mullard ECC83, Gold Lion KT88仕様<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/13/85/b0350085_22572016.jpg" alt="_b0350085_22572016.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>ごらんの通り、かなりの美品。真空管なしで入荷した個体をMullard +  Gold Lionで仕上げてみました。このアンプを企画した15年ちょっと前、世の中では差動回路が流行っていて、私どもでもトライしたのがこのSV-19Dでした。<br />
<br />
試作時の印象は測定上の二次歪が少ないこと、そして聴感上のクリアな音質でした。背反事項としては一般的な多極管ppに対して最大出力が低めになることですが、そこは事前に理解したうえでシンプルで可愛いミドルサイズのアンプとしてR&amp;Dを行い、当時三極管シングルがメインだった私どものラインナップに大きな風穴を開けた存在になりました。<br />
<br />
<br />
今回再販にあたりCRD (定電流ダイオード)の選別品交換を実施したことで正確なPP動作となり、各種測定パラメータも左右chでバッチリ合わせ込んだ力作です。<br />
<br />
今月の認定中古の御開帳は少し早めの20日(土) 20時を予定しています。どうぞお愉しみに！<br />
<br />
<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>再度新品気分を</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://tubeaudio.exblog.jp/36506772/" />
    <id>http://tubeaudio.exblog.jp/36506772/</id>
    <issued>2026-06-12T23:59:00+09:00</issued>
    <modified>2026-06-13T01:58:20+09:00</modified>
    <created>2026-06-13T01:48:24+09:00</created>
    <author><name>audiokaleidoscope</name></author>
    <dc:subject>オーディオ</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[おつかれさまです。今日はオーバーホール案件の集中作業日でした。<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/13/85/b0350085_00443810.jpg" alt="_b0350085_00443810.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>SV-284D / PSVANE WE845仕様 バランスドシングルモノ×2<br />
<br />
SV-284Dは一台でステレオ, 二台でモノ×2という運用が可能なため、まず一台買って後から二台運用に移行する方が相当数いらっしゃいます。<br />
今回お預かりした二台もそのパターンで一台目は2022年, 二台目が2024年の納品でしたので今回お預かりしたタイミングで対処すべき課題をクリアするだけでなく、並行稼働時のパフォーマンス確認と最適化をさせて頂きました。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/13/85/b0350085_00443838.jpg" alt="_b0350085_00443838.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>1kVに迫る高圧アンプですので、他の機種以上に安心して使っていただけるよう時間をかけて確認していきます。エージング後の最終測定も良好でしたので、これで再度新品気分を味わっていただけるのではないかと考えています。<br />
<br />
<br />
続くPre1616Dもオーバーホールでした。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/13/85/b0350085_00443822.jpg" alt="_b0350085_00443822.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>このPre1616Dは前期タイプ。C to C入手品で電源部に不具合が発生した可能性ありということで入庫した個体です。オーバーホールに加えて予備球の良否判定をして欲しいということでお預かりしました。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/13/85/b0350085_00443949.jpg" alt="_b0350085_00443949.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>依頼くださったお客さんからのお取引を確認したところ、半年ほど前にS1616D / 300B仕様→KT88仕様にコンバージョンした案件履歴があり、その結果にご満足いただけて今回の依頼に繋がったのであれば大変光栄なことです。<br />
<br />
パッと見かなりきれいに作っていただいている感じですが、イモハンダ箇所があり、ソケット等の予備加工不足, 機構締結のトルク不足等も検出されたので、組立代行品同等の出荷検査を実施すると共に予防保全的に整流管保護目的のインラッシュ対策などを実施し、こちらも新品クオリティに再生できたと自負しています。<br />
<br />
支給いただいた予備球 (東芝, Telefunken)もすべてOKでしたので、推奨組合せもお知らせしておきましょう。入手経路がどうあれ、買って良かったと思って頂けるようにベストを尽くすのが、これからの私どもの務めだと考えています。<br />
<br />
<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>S1616D松 vs 91B梅</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://tubeaudio.exblog.jp/36504218/" />
    <id>http://tubeaudio.exblog.jp/36504218/</id>
    <issued>2026-06-11T23:59:00+09:00</issued>
    <modified>2026-06-12T03:49:41+09:00</modified>
    <created>2026-06-12T03:23:27+09:00</created>
    <author><name>audiokaleidoscope</name></author>
    <dc:subject>オーディオ</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[今日は某所で持込比較試聴。以前MUSIC BIRDでも同じような企画で収録をしたような記憶もありますが、”スタンダードモデルの松セット VS ハイクラスモデルの梅セット”的な内容でした。<br />
<br />
比較試聴のリクエストをいただいた機種ですが、<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/12/85/b0350085_02102470.jpg" alt="_b0350085_02102470.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center><center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/12/85/b0350085_02102217.jpg" alt="_b0350085_02102217.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>SV-91B<br />
PSVANE WE310A, PSVANE 300B, Golden Dragon 274B<br />
<br />
プリはSV-310を持込みました。スピーカーはタンノイ。まず最初にSV-91Bから聴いてみます。音源はお客さん指定のCDでクラシック + 歌もの。スピーカーの能率が高いのでアンプの出力は恐らく1W程度でしょう。<br />
<br />
91Bで印象的なのは圧倒的な中低域の豊かさと響き感。300BがPSVANE黒ベースなのでハイ側はナチュラルにロールオフしており、一層重心が下がって感じます。<br />
<br />
パイブオルガンの最低域 (32フィート管)による体を揺らす地響きのような振動がリアルに再現され、部屋全体が鳴るようなイリュージョンが現れます。敢えて言えばややモノトーン的で煌びやかさはありませんが、総じて余裕綽々という鳴りっぷりでした。<br />
<br />
そして今日のもう一台は、<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/12/85/b0350085_02102366.jpg" alt="_b0350085_02102366.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center><center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/12/85/b0350085_02102375.jpg" alt="_b0350085_02102375.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center><center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/12/85/b0350085_02102331.jpg" alt="_b0350085_02102331.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>SV-S1616D Special<br />
Mullard CV4024, Mullard CV4003, Western Electric 300B(1988), Mullard GZ34<br />
<br />
<br />
今日のためにデモ機の真空管を出来るだけアップグレードしてみました。本体価格的には91BがS1616Dの倍以上ですが、今回はWestern 300Bが88年オリジナルということもあり価格的には逆転しています。<br />
<br />
同じ曲を同じ音量でプレイバックしていきますが、同じ300Bシングルでも91BとS1616Dでは基本的な持ち味が異なることを改めて感じます。真空管がBest of Bestということもありますが、高域が伸び, 音場的な広がりがあります。<br />
<br />
<br />
<br />
一方で中低域の量感という面では91Bに対して若干すっきりした感じ。スピーカーを完全に制動して部屋全体が鳴る印象はやや減退する感じですが、クリアネスは正直S1616Dの方が勝っている印象でした。<br />
<br />
最後にお試しで91Bの300BをWestern 300B(1988)に替えてみようということになりました。わたし自身も昨年お納めした91BのオールWesternバージョン以来の体験です。正直いってこのクラスは禁じ手ですが、誰しもが一度は聴いてみたいと思われるかもしれませんね。<br />
<br />
”Western 300Bのツィーターいらず”とは昔からよく言われることで、測定上は著しい差異がなくとも聴感上は明らかに高域～超高域の倍音が伸びて色彩感が増し、音が浮かぶ感覚がより鮮明です。それでいて91Bならではの中低域の量感は維持されており、真空管を替えるとこれだけ変わるという典型的サンプルと言えそうです。<br />
<br />
とはいえ88年オリジナルWE300Bは今やたいへんな値段。91Bの本体価格を考えるとかなりの出費になりますのすので、とりあえずSV-310, SV-91Bの真空管なしのキットをオーダー頂きました。真空管についてはPSVANE WE300Bをお持ちということなので十分ですね。<br />
<br />
ふと頭をよぎったのがS1616Dの出力トランスを橋本化してPSVANE WE300Bで鳴らしたら、どの辺りまで行けるのか...91B梅にどこまで迫るのか、あるいは凌駕するのか。ちょうどいまS1616D橋本化案件のお話を頂いているので、仕上がったら第二ラウンド的に聴き比べてみたいと思います。かなり楽しみです。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>時間をかけて</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://tubeaudio.exblog.jp/36503131/" />
    <id>http://tubeaudio.exblog.jp/36503131/</id>
    <issued>2026-06-10T22:19:00+09:00</issued>
    <modified>2026-06-10T22:19:31+09:00</modified>
    <created>2026-06-10T22:19:31+09:00</created>
    <author><name>audiokaleidoscope</name></author>
    <dc:subject>オーディオ</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[おつかれさまです。今日は先ず昨日の続報です。JB-320LM II Specialですが一昼夜エージングした結果、ドライブ段の真空管を替えることにしました。<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/10/85/b0350085_21263336.jpg" alt="_b0350085_21263336.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>Mullard 6L6Gから虎の子のGE 6L6GCへ。後期McIntocsh MC30 / A-116Bの純正球として知られる銘出力管の一つです。<br />
<br />
なぜMullard 6L6Gから替えたかというと打診時のマイクロフォニック (共振音)がやや大きめだったから。通常使用で問題になることはありませんが、これだけの豪華仕様なのでノーイクスキューズを目指した結果です。やはりしっかり時間をかけて検証することが大切ですね。<br />
<br />
そして今日のメインはSV-353。こちらも今月の認定中古出品予定です。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/10/85/b0350085_21263399.jpg" alt="_b0350085_21263399.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center><center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/10/85/b0350085_21263311.jpg" alt="_b0350085_21263311.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>キット組立品ですが実に見事な配線！機構系の再締結, 接点系のクリーニング, 切換系の動作確認などを中心に進めていきます。こちらも時間を惜しまず、しっかり確認していきたいと思います。<br />
<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>こだわりの一台</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://tubeaudio.exblog.jp/36501885/" />
    <id>http://tubeaudio.exblog.jp/36501885/</id>
    <issued>2026-06-09T23:29:00+09:00</issued>
    <modified>2026-06-09T23:30:06+09:00</modified>
    <created>2026-06-09T19:23:33+09:00</created>
    <author><name>audiokaleidoscope</name></author>
    <dc:subject>オーディオ</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[おつかれさまです。今日は超こだわりの一台を紹介します。今月の認定中古で出品させていただく予定です。<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/09/85/b0350085_18395344.jpg" alt="_b0350085_18395344.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>JB-320LM II Special (完成品新古)<br />
Western Electric 310B, Mullard 6L6G, RCA 2A3, RCA 5U4G, Arizona Cap.仕様<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/09/85/b0350085_18395209.jpg" alt="_b0350085_18395209.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>Western 310Bは50年代のスモールパンチ。Mullard 6L6Gも50年代中盤のスクエアゲッター / スモークドバルブ。RCA 2A3 / 2枚プレートとRCA 5U4Gは60年代後半～70年代前半のロットです。<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/09/85/b0350085_18395392.jpg" alt="_b0350085_18395392.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>すべての真空管を実装したところ。2A3ならではの豊かな音が印象的です。整流管に関しては300B仕様では274Bで繊細を引き出し, 2A3仕様では5U4Gで厚みを加える方向性のチューニングが正解な気がします。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/09/85/b0350085_18395361.jpg" alt="_b0350085_18395361.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>カップリングはArizonaで仕上げました。明日の昼まで20時間連続エージングを実施して問題なければコンプリートです。滋味あふれるヴィンテージ2A3サウンドを楽しみたいという方にお奨めの一台。ぜひご期待下さい。<br />
<br />
<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>珍品探訪</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://tubeaudio.exblog.jp/36498259/" />
    <id>http://tubeaudio.exblog.jp/36498259/</id>
    <issued>2026-06-08T23:59:00+09:00</issued>
    <modified>2026-06-09T00:53:09+09:00</modified>
    <created>2026-06-09T00:39:44+09:00</created>
    <author><name>audiokaleidoscope</name></author>
    <dc:subject>オーディオ</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[おつかれさまです。そろそろ今月の認定中古の準備に入るタイミングになってきました。基本は自社製品中心ですが時々珍しいアイテムが出品されることに驚かれるかもしれません。<br />
<br />
昨日も書いたことですが、買っていただいた以上は、それが他社製品であっても何らかの理由で買取りを希望されるなら、出来るだけリクエストに応える責任があると考えています。<br />
<br />
<br />
今日はそんなレアアイテムの一つをご紹介します。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/08/85/b0350085_20540387.jpg" alt="_b0350085_20540387.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>JBL 376コンプレッションドライバー + FOSTEX H251セクトラルホーン (2個セット)<br />
<br />
376は後期パラゴンに搭載されたことで知られていますが、オーディオ界に君臨した375の正統な後継として開発されたモデルで、圧倒的な音圧とワイドレンジな再生能力を誇ります。その源流はWestrex T530Aでトーキーの現場で培われた圧倒的なタフさと音響設計が376にも色濃く受け継がれています。<br />
<br />
<br />
376は375の魅力を引き継ぎながらも高域特性が大幅に向上しています。375のロールエッジからダイヤモンドカット・エッジに変更され、高域の共振を抑え500Hz〜18kHzの驚異的なワイドレンジを達成しているのが最大の特徴 (375の高域限界は10kHz～12kHz)。375は075と組み合わせて高域を伸長させるのが一般的ですが、376は2ウェイで完結できます。<br />
<br />
10kg超のアルニコVマグネットを搭載し20,500ガウスという強烈な磁束密度によって微細な信号にハイスピードに反応し、108dB/w/mの超高能率と現代的なソースにも対応したレンジの広さ、そしてリアルで実体感のあるミッドレンジを兼ね備えたスーパードライバーです。<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/08/85/b0350085_20540339.jpg" alt="_b0350085_20540339.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center><br />
この376に相応しいホーンは何でしょうか。代表的なところでいうとHL88 (537-500)やHL90 (537-512)が知られていますが、ALTEC 311系のセクトラルホーンに魅力を感じる方もおられるのではないでしょうか。それを現実のものとしたのが、今回のFOSTEX H251 (アダプターHA51つき)でした。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/08/85/b0350085_20540326.jpg" alt="_b0350085_20540326.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>パッと見ALTEC 311-90ホーンに瓜二つです。指向角も311-90と同じ90度でカットオフは250Hzですから推奨クロスオーバー500Hzの376にまさにベストマッチといえます。<br />
<br />
上の写真では分かりませんが、このH251は外側にデッドニング処理がされており、金属ホーンで起こりがちなホーン鳴きが抑えられています、また376のターミナルがオリジナルの板バネ式からバナナ対応ターミナルに変更されています。<br />
<br />
ネットワークはN500H (ハーツフィールドで採用)か3115A辺りがお奨め。今のオーディオ事情では想像もつきませんが、1980年代のオーディオファイルは15インチウーハーを200～300Lの大型エンクロージャーに入れ、強力なコンプレッションドライバー + ホーンで巨大なシステムを構築したものです。<br />
<br />
私どものお客さんには今でもこういうビッグなスピーカーを愛して止まない方が少なからずいらっしゃいます。そういう先輩たちの思い出の品を誰かに引き継いで頂ければ幸いです。<br />
<br />
<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>買っていただいてから始まること</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://tubeaudio.exblog.jp/36496093/" />
    <id>http://tubeaudio.exblog.jp/36496093/</id>
    <issued>2026-06-07T23:59:00+09:00</issued>
    <modified>2026-06-08T11:03:44+09:00</modified>
    <created>2026-06-08T01:13:50+09:00</created>
    <author><name>audiokaleidoscope</name></author>
    <dc:subject>オーディオ</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[おつかれさまです。今日はオーバーホール案件に着手。特に問題なく使えているけど今後10年, 20年安心して使えるように、いまのうちに必要なメインテナンスを受けておこうという方が増えています。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/07/85/b0350085_23501267.jpg" alt="_b0350085_23501267.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>SV-310前期 / Western Electric 310A, Sylvania 5U4G仕様<br />
<br />
2008年ご購入のキット製作品。このお客さんとのお取引の履歴を確認したら何と80件以上もカルテに残っていました。あらためて感謝, 感謝です。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/07/85/b0350085_23501138.jpg" alt="_b0350085_23501138.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>内部はプロ並みレベル。仮測定したところ、いわゆる要修理箇所は皆無な状況であることが分かりました。真空管の状態も問題なさそうです。こういう場合は丹念に一箇所づつ確認をしつつ予防保全的対策を重ねていきます。<br />
<br />
機構締結はほぼ完璧という状況でしたので、ヴォリューム、セレクターの内部洗浄。310A直流点火部と電源平滑部の電解コンデンサーのキャパシタンス確認, 真空管のベース接合部の緩み修正, 310Aのグリッドキャップ固定強化...そういう積み重ねが信頼性向上に繋がるので、地道に作業を続けることとします。<br />
<br />
そしてもう一台お預かりしているのはSV-310EQ。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/07/85/b0350085_23501223.jpg" alt="_b0350085_23501223.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>SV-310EQ後期 / LM310A, Philips ECG 5R4GA仕様<br />
<br />
新品同様の外観でパーツレベルの劣化もありませんが、ご購入から10年経っているので細部を確認していきます。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/07/85/b0350085_23501118.jpg" alt="_b0350085_23501118.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>組立代行品なので内部に問題はありませんでしたが、フォノEQはいちど設定が決まると電源SW以外あまり触ることはないので、接点系の劣化が発生することも。事実この機台ではセレクター内部接触にやや危ういところがあり、MC Highで左右バランスが損なわれる現象が確認できました。<br />
<br />
通常セレクターは内部洗浄で復旧するのですが、今日時点では散発的に再発する状況ですので、もう少し時間をいただいて更に細かく確認していくことにします。<br />
<br />
オーディオ機器をオーバーホールのためメーカーに戻すということは一般的ではないと思います。少なくとも購入後10年以上経った品物を預かって必要なメインテナンスを行っているメーカーは私の知る限り数えるほどしかありません。ましてや自作キットについては皆無といってもいいかもしれません。<br />
<br />
アフターマーケットのサービス提供は容易なことではありません。特にパーツ関係の保守が近年どんどん厳しくなっています。私どもでも枯渇したパーツが出始めているのも事実ですし、そもそも利益の出るビジネスモデルではありません。<br />
<br />
過去廃業したオーディオメーカーの中でも技術系スタッフの方がボランタリー的に後を引き継ぎ、メーカーから残余のパーツを貰い受けてアフターサービスを継続してケースが僅かですがあります。それらに共通していたのはユーザーへの感謝とモノづくりに携わった者としての責任感だと感じています。<br />
<br />
物事を始めるのは簡単ですが続けることは決して容易なことではありません。そこにメーカーの本質と気概が現れるもの。”売って終わり”ではなく、”買っていただいてから始まる”ことを肝に銘じ許される限り続けていきたいと思っています。<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>特例措置</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://tubeaudio.exblog.jp/36495115/" />
    <id>http://tubeaudio.exblog.jp/36495115/</id>
    <issued>2026-06-06T23:59:00+09:00</issued>
    <modified>2026-06-07T06:33:29+09:00</modified>
    <created>2026-06-07T06:00:08+09:00</created>
    <author><name>audiokaleidoscope</name></author>
    <dc:subject>オーディオ</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[おつかれさまです。今日目が覚めたら昼近い時間。自分的には滅多にこういうことはないのですが、すっかりリカバリーして午後から出動し、やりかけの作業をコンプリート出来ました。<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/07/85/b0350085_05260430.jpg" alt="_b0350085_05260430.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>SV-23D Special / Western Electric 350A仕様<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/07/85/b0350085_05260322.jpg" alt="_b0350085_05260322.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>350Aのスペックに合致させるためヒータートランスを追加したことは先日レポートしましたが、この個体にはもう一つ対処すべき課題がありました。<br />
<br />
現行球の場合はN数が多いので真空管を選別して総合的に最適な結果が得られるよう対処するのが一般的ですが、今回のケースのようにMullard EF37A RedやWestern Electric 350Aといった貴重で代替球の調達が容易でない場合は別の工夫が必要になる場合があります。<br />
<br />
この個体では支給いただいたMullard EF37Aのエミッションに個体差があり、測定してみるとL/Rで0.8dB程度のゲイン差が検出されました。このような場合、修理業者さんとしては”支給球の特性差により左右ゲインに差があります”と注釈をつけて完了とするか、真空管を替えるのが一般的ですが、後者の場合とくに今回のような希少球では大幅なストアップにつながります。<br />
<br />
再選別のため〇本調達しましたので〇万円アップですというのもお気の毒な話。思案した結果、せっかくのスペシャルモデルなので、アンプ本体側でアジャストすることにしました。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/07/85/b0350085_05260329.jpg" alt="_b0350085_05260329.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>真空管の基本動作として自己バイアス回路の場合、カソード抵抗が車でいうブレーキの役割を果たすことで一定のプレート電流が安定的に発生します。今回は電流が多く流れるEF37A側のカソード抵抗値の値を上げ、つまりブレーキの踏み圧を上げることで左右電圧増幅段の動作を平衡させて総合特性を担保するという方策です。<br />
<br />
上の写真が作業完了後の状態ですが、よ～く見ると左右で抵抗値の異なる部位が見つかるでしょう。多額の費用を払っていただく以上、できるだけノーイクスキューズでお返ししたいと考え、このような特例措置を実施することとしました。<br />
<br />
これが2000円, 3000円の現行球であれば真空管側で対処するのが私どもとしても楽ですが、今回の場合は報告書に ”EF37Aを交換する場合は本体側のRch側カソード抵抗を〇kΩに戻す必要があります”ということを明記し、回路図も添付して、いつか誰かの手許に本機が渡っても快適に使って頂けるようにするのが、私どもの責務であると思っています。<br />
<br />
ともあれ与えられた条件のなかでベストな結果を出すことが出来て満足です。今回もよい勉強をさせて頂きました。<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>京都にて</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://tubeaudio.exblog.jp/36493848/" />
    <id>http://tubeaudio.exblog.jp/36493848/</id>
    <issued>2026-06-05T23:59:00+09:00</issued>
    <modified>2026-06-06T12:16:56+09:00</modified>
    <created>2026-06-06T06:16:12+09:00</created>
    <author><name>audiokaleidoscope</name></author>
    <dc:subject>オーディオ</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[おつかれさまです。今日はお昼から京都へ。<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/06/85/b0350085_05371120.jpg" alt="_b0350085_05371120.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>閑静な高級住宅街の一角にあるイベントスペースで著名な写真家二人による対談形式のレコードコンサートに機材協力させていただきました。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/06/85/b0350085_05371158.jpg" alt="_b0350085_05371158.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>デモ機のSV-EQ1616D以外はすべて今月の認定中古で出品予定の品物で構成し、プレ試聴会的な感じも出せたらいいなと思っていたのですが、異業種コラボイベントで且つ私からは特に事前告知をしていなかったので誰も私どもの製品をご存じないと思っていたら、然 (さ)にあらず。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/06/85/b0350085_05371159.jpg" alt="_b0350085_05371159.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>意外や意外、何人かの方がサンバレーを認知されていて逆に私の方が驚きました。<br />
<br />
今日のセットアップはロックやインダストリアルミュージックのエッジをハイスピードの描きだしつつ、リアルな音像と量感あるローを再現するイメージでSV-Pre1616DはXXUとし、SV-P1616DはKT88で構成してみました。うまくいったと思います。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/06/85/b0350085_05371166.jpg" alt="_b0350085_05371166.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>25名の限定イベントでとても寛いだ素敵なひと時。京都という場所柄、親会社の祖業である繊維機械事業に関係するお仕事のお客さんもおられ、意外なところからご縁が繋がった嬉しさもありました。<br />
<br />
オーディオには特に興味はない、でもこんな音で音楽を聴いたことはない...そういう驚きと共に新しい音楽との出会いのお手伝いを出来たのであれば大変嬉しく思います。昨日と今日で合計1100㎞の移動となりましたが、個人的には忘れられない二日間になりました。とても楽しかったです。<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>再会</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://tubeaudio.exblog.jp/36492903/" />
    <id>http://tubeaudio.exblog.jp/36492903/</id>
    <issued>2026-06-04T23:59:00+09:00</issued>
    <modified>2026-06-05T05:24:14+09:00</modified>
    <created>2026-06-05T05:11:10+09:00</created>
    <author><name>audiokaleidoscope</name></author>
    <dc:subject>オーディオ</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[おつかれさまです。今日は車で東京日帰り。強行軍ではありましたがとても有意義な一日でした。<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/05/85/b0350085_04360000.jpg" alt="_b0350085_04360000.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>最初の目的地ちかくで40年前に通っていたキャンパスを外から眺めてきました。何も変わっていない事と、すっかり変わった事が同居している東京。しばし若かりし自分に戻ったあと目的の地へ向かいました。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/05/85/b0350085_04360081.jpg" alt="_b0350085_04360081.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>東京の金融の中心。先日修復が完了したアンプを元の位置にお返しして参りました。なにより嬉しかったのは20年ぶりにお客さんにお会い出来たこと。<br />
<br />
2006年夏にショールームに初めていらっしゃった際の対話で、生意気にも私が申し上げたことをお客さんは覚えていて下さいました。お金がお金を生む業界とは違い、私たちはネジ一個, 部品一個に全神経を集中させ、手を真っ黒にしてこの仕事をしている、そういう人たちがモノづくりニッポンを支えているのです...そんなお話を申し上げた記憶があります。いま思い返すと顔から火が出そうですが。<br />
<br />
あの時は、まるでアリが巨象に立ち向かっているような風景だったと思いますが、生意気な自分を理解して下さって、オーディオを通じて足掛け20年お付き合いが出来た...オーディオという形あるモノがあったからこそ20年という月日の溝を埋めることが出来た、そういう感謝に包まれた一日でした。<br />
<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>距離感</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://tubeaudio.exblog.jp/36491543/" />
    <id>http://tubeaudio.exblog.jp/36491543/</id>
    <issued>2026-06-03T23:59:00+09:00</issued>
    <modified>2026-06-04T01:45:05+09:00</modified>
    <created>2026-06-04T01:32:51+09:00</created>
    <author><name>audiokaleidoscope</name></author>
    <dc:subject>オーディオ</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[おつかれさまです。懸念された台風はお昼前に通過し台湾からのお客さんとも空港で無事会えて約束の品物をお渡しできて良かったです。<br />
<br />
そんな今日、2台のC to C入手品の後変＆全体点検に着手しました。何らかのきっかけで当社製品を知ったことがきっかけで、過去にこんなアンプもあったんだ、こんなアンプもあったんだ...と後追いで興味を持って下さる方は今でも少なくありません。<br />
<br />
<br />
毎月の認定中古で意中のアンプを狙ってはみるものの毎回先を越されて入手できず。そうなるとオークションサイトやフリマサイトで入手するしか方法がなく、購入後に私どもに整備とバージョンアップを依頼いただいて名実ともに自分のものにする実感を味わいたいと思う方が毎月何人もいらっしゃいます。<br />
<br />
そんな今日の一台目はSV-501SEです。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/04/85/b0350085_00172533.jpg" alt="_b0350085_00172533.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>Western Electric 300B (1988)を奢り、Arizona化と300Bソケットの方向性反転、そして全体点検を行わせて頂きました。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/04/85/b0350085_00172617.jpg" alt="_b0350085_00172617.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>ギリギリのスペースにマウントしたArizona Cap. Green Cactus。2020年の採用以降、5000個以上を取り扱わせていただきました。電気的には前段からの直流電圧をフィルタリングし、音声信号(交流信号)のみを次段に伝えるという重要な役割を果たすカップリングコンデンサーの音質的影響は極めて大きなものです。<br />
<br />
聴感上の量感、つまり音量を絞っても音が痩せない豊かな表現力が高級オイルコンの独壇場。その妙味をご存じの方からのオーダーが止むことはありません。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/04/85/b0350085_00172516.jpg" alt="_b0350085_00172516.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>そしてこの501SEの音質の要 (かなめ)はAT&amp;T KCワークス(カンサス工場)内で作られたオリジナル最後 (88年ロット)のWE300Bです。独特の艶のある音色 (ねいろ)は多くの300Bファンの垂涎の的のひとつです。これに最も相応しい6BM8は何か...今回私どもの全ストックから選ばれたのは東芝NOSでした。<br />
<br />
複合感は五極部と三極部の両方のマッチングが取れているものは極めて少数。このころの日本製真空管の精度の高さは世界的にも抜きんでた存在です。エージング後の測定結果はもちろん501SEとの相性も上々です。<br />
<br />
続いてはSV-23D / EF37仕様です。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/04/85/b0350085_00172609.jpg" alt="_b0350085_00172609.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>SV-23DはSV-23Dは元々RCA 807 (送信管)が大量に入手できたことで製品化が実現したオール手配線のビーム管シングルアンプで、2010年代前半のトップセラーとしてご記憶の方もおいでと思います。<br />
以前いちど出力管WE350A仕様のワンオフモデルを認定中古で出品したことがあるのですが、その音を自分も...とオーダーをいただきました。WE350Aに対応するためにヒータートランスを追加しています。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/04/85/b0350085_00172652.jpg" alt="_b0350085_00172652.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>いまや一本600UＳドルもするWestern Electric 350A。これだけで立派なアンプが購入できる高価なものですが、敢えてスペシャルバージョンを手にすることで、当時の私どもの空気感を改めて味わいたいと感じて下さっているのかもしれません。その気持ちにお応えするためしっかり整備を進めていきたいと思っているところです。<br />
<br />
<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>里帰り</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://tubeaudio.exblog.jp/36490485/" />
    <id>http://tubeaudio.exblog.jp/36490485/</id>
    <issued>2026-06-02T23:59:00+09:00</issued>
    <modified>2026-06-03T01:11:31+09:00</modified>
    <created>2026-06-03T01:11:31+09:00</created>
    <author><name>audiokaleidoscope</name></author>
    <dc:subject>オーディオ</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[おつかれさまです。今日は査定入庫品の査定とC to C購入品の調整作業。<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/03/85/b0350085_00201737.jpg" alt="_b0350085_00201737.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center><center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/03/85/b0350085_00201680.jpg" alt="_b0350085_00201680.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>SV-P1616D / PSVANE 6L6GC, Arizona Cap.仕様<br />
<br />
たいへんしっかり作られているP1616D。いわゆる梅セットをArizona化いただいた個体です。査定時に何を診ているのか皆さん興味があると思いますが、実は通電検査をするのは最終段階で、特にキット製作品に関してはモノづくりの状態確認の方が遥かに重要です。<br />
<br />
組立代行品であっても、そのまま再販ということはなく全点検が必要なことは言うまでもありませんが、キットはまさに一点一様なので隅々まで確認させて頂きます。<br />
<br />
一番最初に確認するのはネジ周りです。機構締結をみれば作った方の経験と技術力が分かる...昔からそう言われて来ましたが、本当にその通りで、ネジがしっかり締まっていないアンプは他の箇所にも大概不具合が隠れているもの。<br />
<br />
ヴォリュームがグラグラだったりスピーカーターミナルが緩かったりするのは物理的な問題を超えてノイズ特性等の電気性能にも大きな影響を及ぼします。逆にいえば、この点がしっかり押さえられているアンプはハンダづけもしっかりしており、配線の引き回しもちゃんと出来ていることが多いもの。その点でこの個体は申し分のない出来でした。ぜひ買い取らせていただきたいものです。<br />
<br />
次に検査させていただいたのはSV-192Sです。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/03/85/b0350085_00201799.jpg" alt="_b0350085_00201799.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center><center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/03/85/b0350085_00201689.jpg" alt="_b0350085_00201689.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>外観, 内部はとてもきれい。SV-192Sのような完成品ベースの製品でも機構系の確認から入ります。長期間の利用でツマミが緩んでいたり入出力端子に問題が発生している可能性もあります。<br />
<br />
次に発熱の大きな部分の確認を行います。経験的に機台の使用頻度やだいたいの累計通電時間のだいたいの想像がつくものです。SV-192Sの場合は電源部の整流ダイオード周り。熱膨張と冷間収縮の反復でハンダ部の状態の変化の有無が重要確認事項となります。<br />
<br />
<br />
次に摺動系, 回転系つまりヴォリュームやセレクターの接点がどうかを確認していきます。DAコンバーターは基本設定が決まるとあまりツマミを触らなくなるので、使われていない接点に酸化被膜が出来ている場合も。アルコールで内部洗浄してから電気的な確認に入ります。<br />
<br />
この192Sは真空管が替えられていました。左右ゲインに10％弱の差異があり、メーターキャリブレーションもずれていたので完全に調整してから査定書を切ります。仮に買取が成立せずお返しする場合があってもお客さんが快適に使えるようにしておきましょう。<br />
<br />
今日の最後はSV-192 proIIの調整でした。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/03/85/b0350085_00201626.jpg" alt="_b0350085_00201626.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center><center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/03/85/b0350085_00201632.jpg" alt="_b0350085_00201632.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>C to CでTerefunken ECC82仕様を購入されたとのこと。私どもの定価よりも高かったようですが、所期の性能を維持しているか、細部の調整は完璧か...再調整のご依頼でした。デジタル機器の測定はアナログ以上にハードルが高いので、変に基板のトリマーを触って泥沼化するより任せて頂いた方が私どもも安心です。<br />
<br />
仮に真空管が後変されたものである場合、そのタマ自体の性能も大いに気になるところですが、今日のTerefunkenは二本のgmが揃っており、各ECC82の双極バランスもベストで完ぺきな状態。シリアルから履歴を調べてみたら2024年にSpecialバージョンで私どもから出た個体であることが分かりました。<br />
<br />
そんなこんなで日々いろいろな製品が里帰りしてきます。元のお客さんに戻るものもあれば、次のお客さんにバトンを渡すものも...いずれも大切な私どもの製品であることに何ら変わりはありません。<br />
<br />
<br />
<br />
]]></content>
  </entry>
  <entry>
    <title>24年前のグループBモデル</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://tubeaudio.exblog.jp/36489312/" />
    <id>http://tubeaudio.exblog.jp/36489312/</id>
    <issued>2026-06-01T21:44:00+09:00</issued>
    <modified>2026-06-01T23:17:34+09:00</modified>
    <created>2026-06-01T21:44:32+09:00</created>
    <author><name>audiokaleidoscope</name></author>
    <dc:subject>オーディオ</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[おつかれさまです。今日は初期モデルとの再会。<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/01/85/b0350085_17171882.jpg" alt="_b0350085_17171882.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>SV-2 ver.2002。カルテを調べると2002年9月にキットでお納めした個体です。2002年型は初段12AX7を追加し固定バイアス化して従来モデルの15Wから25W以上 / chにスペックアップしたモデルでした。<br />
<br />
事前のお申し出によれば、”電源ON後に唸りと異音。再生不能ですが球は生きているようです”とのこと。25年近いご愛用に感謝しながら何とか復旧させてあげたいと思い、職人さんにお預けし戻ってきたアンプの状態確認と出荷点検を実施していきます。<br />
<br />
職人さんのレポートによれば直接の原因はヒーター整流用のブリッジダイオードが内部で短絡し周辺平滑回路を道連れにした連鎖故障でした。ただ全体的な劣化が進行していたことも事実で、ケミコンほぼ全てに劣化兆候が見られ、カップリングコンデンサーにもDCリークが発生しています。<br />
<br />
上の写真でアンプ右側に外したケミコン, ダイオード等が袋に入ってきるのが見えると思いますが、不具合箇所の対処だけでなく今後も安心して使って頂けるための予防保全措置もして頂きました。<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/01/85/b0350085_17171874.jpg" alt="_b0350085_17171874.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>このver.2002はノーマルSV-2に対するグループB仕様のようなスペシャリティモデルで、かなり攻めた設計となっていました。よくぞここまで頑張ったと思います。これからも永く使っていただけるよう、じっくりエージングしてから送り出してあげたいと考えています。<br />
<br />
そして今日はもう一台、SV-353です。<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/01/85/b0350085_17171866.jpg" alt="_b0350085_17171866.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>フルオーバーホールが完了し、某有名ジャズ喫茶で再び活躍する日を待っているところです。<br />
<center><img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/202606/01/85/b0350085_17171811.jpg" alt="_b0350085_17171811.jpg" class="IMAGE_MID" height="333" width="500" /></center>なんだ、中古で出る品物じゃないのか...と思われた方もおられるかもしれませんが、現在整備前の一台に加え、未組立キットも一台入荷してきていますので、近いうちに何らかの狼煙が上がるかもしれません。SV-353を狙っていたという方は、今後の動向にご注目頂ければ幸いです。<br />
<br />
そういえばSV-310ですが、あと一台で完全終了ということになりました。よきユーザーさんに恵まれますように！]]></content>
  </entry>
  <supplier>
    <url>
      <excite>https://www.excite.co.jp/</excite>
      <exblog>https://www.exblog.jp/</exblog>
      <idcenter>https://ssl2.excite.co.jp/</idcenter>
    </url>
  </supplier>
</feed>
