距離感
2026年 06月 03日
おつかれさまです。懸念された台風はお昼前に通過し台湾からのお客さんとも空港で無事会えて約束の品物をお渡しできて良かったです。
そんな今日の一台目はSV-501SEです。
Western Electric 300B (1988)を奢り、Arizona化と300Bソケットの方向性反転、そして全体点検を行わせて頂きました。

ギリギリのスペースにマウントしたArizona Cap. Green Cactus。2020年の採用以降、5000個以上を取り扱わせていただきました。電気的には前段からの直流電圧をフィルタリングし、音声信号(交流信号)のみを次段に伝えるという重要な役割を果たすカップリングコンデンサーの音質的影響は極めて大きなものです。

そしてこの501SEの音質の要 (かなめ)はAT&T KCワークス(カンサス工場)内で作られたオリジナル最後 (88年ロット)のWE300Bです。独特の艶のある音色 (ねいろ)は多くの300Bファンの垂涎の的のひとつです。これに最も相応しい6BM8は何か...今回私どもの全ストックから選ばれたのは東芝NOSでした。
複合感は五極部と三極部の両方のマッチングが取れているものは極めて少数。このころの日本製真空管の精度の高さは世界的にも抜きんでた存在です。エージング後の測定結果はもちろん501SEとの相性も上々です。
続いてはSV-23D / EF37仕様です。

SV-23DはSV-23Dは元々RCA 807 (送信管)が大量に入手できたことで製品化が実現したオール手配線のビーム管シングルアンプで、2010年代前半のトップセラーとしてご記憶の方もおいでと思います。
以前いちど出力管WE350A仕様のワンオフモデルを認定中古で出品したことがあるのですが、その音を自分も...とオーダーをいただきました。WE350Aに対応するためにヒータートランスを追加しています。
いまや一本600USドルもするWestern Electric 350A。これだけで立派なアンプが購入できる高価なものですが、敢えてスペシャルバージョンを手にすることで、当時の私どもの空気感を改めて味わいたいと感じて下さっているのかもしれません。その気持ちにお応えするためしっかり整備を進めていきたいと思っているところです。
そんな今日、2台のC to C入手品の後変&全体点検に着手しました。何らかのきっかけで当社製品を知ったことがきっかけで、過去にこんなアンプもあったんだ、こんなアンプもあったんだ...と後追いで興味を持って下さる方は今でも少なくありません。
毎月の認定中古で意中のアンプを狙ってはみるものの毎回先を越されて入手できず。そうなるとオークションサイトやフリマサイトで入手するしか方法がなく、購入後に私どもに整備とバージョンアップを依頼いただいて名実ともに自分のものにする実感を味わいたいと思う方が毎月何人もいらっしゃいます。
そんな今日の一台目はSV-501SEです。


聴感上の量感、つまり音量を絞っても音が痩せない豊かな表現力が高級オイルコンの独壇場。その妙味をご存じの方からのオーダーが止むことはありません。

複合感は五極部と三極部の両方のマッチングが取れているものは極めて少数。このころの日本製真空管の精度の高さは世界的にも抜きんでた存在です。エージング後の測定結果はもちろん501SEとの相性も上々です。
続いてはSV-23D / EF37仕様です。

以前いちど出力管WE350A仕様のワンオフモデルを認定中古で出品したことがあるのですが、その音を自分も...とオーダーをいただきました。WE350Aに対応するためにヒータートランスを追加しています。

by audiokaleidoscope
| 2026-06-03 23:59
| オーディオ
