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開く音

おつかれさまです。今月の認定中古も大詰め段階に入ってきました。
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このSV-19Dはキット組立品で復刻Mullard EL34 (Russia)仕様で買い取らせて頂きました。ご覧の通り組立レベルはプロ級で、パスコンがMUSE化されている等こだわりのモノづくりなのですが、外観上よごれがかなり進行しており、無水アルコールで徹底的にクリーニングすることから始めました。

拭くというレベルでは対策が難しかったため、まずこびりついた汚れを浮かせてからシャーシ表面を研磨するような感じで時間はかかりましたがだいぶいい感じになりました。。アルコールクリーニングは除菌効果もあるので一石二鳥です。
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とりあえずデフォルトのEL34で通電確認。幸い調整値も安定していて出力も15W以上出ているので、このまま出品させて頂いても十分ご満足いただけると思います。クラシック系の方には先日ご紹介したShuguang 6L6GCRあたりもいいかもしれません。

そういえば今日出品前の周波数特性を測定すべくBallard Ba404 BKをたまたま傍にあったSV-S1628D / 845仕様で鳴らしていたら、他のアンプとは全く異なる音の世界が現れて思わず聴き込んでしまいました。
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”音が開く”といった言い方をする場合もありますが、パッと音場が拡がって聴感上の高域レスポンスが明らかに伸びています。これなら弦の倍音も十分に楽しめます。

同じ真空管アンプでも、これが他の管種だと ”ちょっとツィーターでも足してみるか”みたいな欲が出てくる場合もある小口径のフルレンジが、一転 ”これで十分じゃん”に変わる感動を味わっていただけると思います。

面白いのは他のアンプでも測定上のデータはほぼ変わらないところ。これがデータには現れない真空管アンプの倍音感です。”845は高域が伸びる”とは昔から言われていたことですが、改めてそのポテンシャルを再確認することとなりました。

巨大な送信管アンプには不釣り合いな小型スピーカーですが、皆さんがもし845シングルをお持ちなら、試しに眠っているフルレンジを繋いでみてください。いままで聴いたことのない音に驚かれるかもしれません。
by audiokaleidoscope | 2026-05-16 23:59 | オーディオ

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