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CDが最も輝いていた時代

今日は90年代後半、CDというメディアが最も輝いていた時代に国内メーカーが威信を賭けて作り上げたプレーヤーの一つ、DENON DCD-S1をお預かりしたお話です。
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DENON DCD-S1 (1994~)

当時はまさにCD最盛期前夜。その後ワンタイトルで100万枚, 200万枚というメガヒットが幾つも生まれた時期です。 国内オーディオ最後のピークといってもいいかもしれません。
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あの頃、CDをより高音質化しようという取組みで各社がしのぎを削っていました。パイオニアの ”レガートリンクコンバージョン”, ビクターの ”K2 プロセッシング”、またDCD-S1に搭載された ”アルファプロセッサー”などがその代表格です。
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手法はメーカーそれぞれでしたが、CDの高域再生限界であった20kHz以上を補完しアナログライクな再生音を目指したり、16bit信号を20bit相当に伸長させて、いずれもCDの高音質化という点では一致していた訳ですが、当時DENONのアルファプロセッサー搭載の一体型CDプレーヤーの最上級機がDCD-S1でした。デジタルオーディオが最も輝いていた時代です。
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今回お伺いしたのは再生時の音飛びで、当社でもいくつかの音源で現象が再現しました。発売開始から30年以上経過しメーカーサポートが終了したいま、私どもに出来ることは僅かで残念ながら根治治療は不可能ですが、せめてもの対策としてレンズのクリーニング, メカ部の埃除去を丹念に行った結果、今日のところは音飛びは再発しませんでした。なんでも諦めずにやってみるものですね。

しかしこれでOKとはとても言えませんので、今後継続的に確認をして大丈夫とお返しできるかどうか見極めていきたいと思います。お客さんの永年のご愛用にお応えするため、なんとか機能回復のお手伝いが出来ればと思っています。会社稼働日では時間を掛けられない案件でも、休日だから出来ることがあるものです。

by audiokaleidoscope | 2026-05-02 23:59 | オーディオ

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