おつかれさまです。今日は午前作業, 午後買取品をお預かりにお客さん宅へ。

写真はごく一部。日本が急成長を遂げていた昭和50年代の内外の名器たちです。長い間通電されておらず一見して復活が難しいなと分かる機器が半分くらい。でも亡きお父さんの思い出の品物ですので一点一点丁寧に積み込んで、とりあえず倉庫に仮置きさせていただいたところです。
今回は機器だけでなく音源類も含めて一切合財もっていってくれ、というご指示だったのでオーディオで満載のお部屋がすっかりカラッポになったあと、立ち会って下さった故人のお嬢さまに ”これで全てということでよろしいですか?”と確認したところ、実は...と一枚のLPを出してこられました。

私が子供のころ、父のステレオで聴かせてもらったLPなんです。もう聴くことは出来ないんですが、これだけは手許に残しておこうかと思いまして、と仰っていました。
装置はなくなっても、自分がお父さんと一緒に聴いたLP一枚だけは残しておきたい...その気持ちは本当によく分かります。このLPをCD-Rに焼いてお持ちできますよ、そうしたら家でも車でも聴けますよ、とお伝えしたところ大変喜んでおられました。
機器は無くなっても思い出はずっと残る...オーディオというのは単なる機能家電でなく、使い手の想いや人柄までも映し出す人生の一部のようなものであることを忘れずにいたいと改めて思った今日でした。