テスト盤とカセット音源化
2026年 02月 22日



意外だったのは、知識としては知っていてもノーマル (時定数120us)とクローム (時定数70us)の音の差の大きさ。今風に言えばmp3とWAVの違い以上の差があることは衝撃だったようです。最大残留磁束密度 (mT)1.5倍の差は伊達ではありませんが、入手性は悪くコストも全く違います。
(注) 詳細は未確認ですが、Revox (スイス)が NAC (ドイツ)と連携してクロームテープ量産に向け準備中という情報があります。価格については未発表ですが、今後の動向に注視が必要でしょう。問題はクロームテープに相応しいハード側の供給の無さです。将来的には高品質なヴィンテージカセットデッキ市場が高騰化する可能性もあります。
さまざまな意見交換をしたのち、カセットに関しては敢えてモノラルで音源化し、8kHz~12kHzを辺りを1dB~1.5dB前後突いて若干ハイファイ化する方向で検討することになりました。
個人的には賛成で、現在の市場環境ではカセット音源は所謂メインストリーム系とは別に楽しむべき存在だと思っています。実際アマゾン等でカセットデッキと検索すると廉価帯のモノラル形式の製品が沢山あって、音質優先というよりは雰囲気を楽しむメディアと見るべきと考えるからです。
カセット音源が実際どのくらいの市場があるかは分かりません。変な言い方ですが、カセットを出したからリリース数が伸びて商業的に大きなプラスになることはないでしょう。そんななか敢えてカセットを出そうという、その気概に大きな拍手を送りたいと思います。
こんな音源ならカセットで聴いてみたいですね。雰囲気最高です。
