昨日からオールナイトで期限死守。今日のメインは20数年のお付き合いのお客さんからのオーダー。2003年製作のSV-722 ver.C22完成品のオーバーホールと新規完成品2台の仕上げです。

SV-722 C22 完成品 (2003年式)
幸い目立った不具合もなく、真空管もそのまま。クリーニングと入出力端子のカシメ強化で完了しました。車もオーディオも最終的にフルオリジナルが最も珍重されます。もう10年使って頂ければヴィンテージの仲間入りできる、かもしれません。永年のご愛用に感謝です。
そして今回新規で二台をお納めさせていただくことになりました。SV-310EQ + SV-310 (ともに松セット)組立代行品で、標準球だけでなく、お客さんから支給いただいた真空管を選別してスペシャルセット化する案件です。

SV-310EQ 松セット + Western Electric 310Aスモールパンチ仕様 (組立代行品)

内部は松下6DJ8通測。しっかり選別出来たおかげでとても良いセットが完成しました。

MC Loポジションで70dB (3000倍以上)のゲインをもつこの機器ならではのシビアな選別と調整を2パターン作るのはかなりの大仕事でしたが、まだショールームが出来る前からの交流の日々を思い出しながらの作業は楽しいひと時でした。
そしてもう一台。

SV-310 松セット + Western Electric 310Aスモールパンチ仕様 (組立代行品)
SV-310EQが試通電中でボンネット未装着状態なので見分けが付きませんが、こちらがSV-310(プリ)です。写真は標準松セットですが、310EQ同様Western Electric 310Aスモールパンチでオプションを組むことが出来ました。2台で4パターンの測定データを取得し、製品とともに同梱します。

カップリングはVishay (USA)。ASCのストレートで高精細な音とはひと味違う程良い薫りが魅力。SV-310も残りひと桁になって少しづつ寂しくなりますが、キットであれ組立代行であれ、一年でも長く、一台でも多く、後の世に残ってくれたら幸せです。