今日は年内納品したいと思っているSV-284D / Cetron 845仕様(バランスドシングルモノ ×2)の整備。
暮れという事もあって会議や行事などが目白押しで集中して作業出来る時間が十分に確保できないのが苦しいところ。なので今日は超早出して何とか一日の作業量をクリアできました。

12/14付エントリーから再掲
もともと1台でステレオ仕様でお使いだったのですが、バランスドシングル (MONO×2)化しようというプロジェクトで、この時点で左右特性がバランスしていることまでは確認済だったのですが、一点気になっていたのが電源基板のロットが異なっていること。お客さんご所有の一台は7年ほど前のロット。せっかくのバランスドシングル化でもあるので、電源基板を新規作成して名実ともに同仕様にすることにしました。

現行仕様の電源基板。電源ONから高圧印加までの時定数が異なるだけですので、過去ロット品をお使いのお客さんは特に交換の必要はありません。今回は2台でスタートアップタイムが違うと気持ちが悪いので揃えることにしました。

慎重に基板を再取付して記念撮影。あとは測定とエージングを20時間。稼働日中の納品は間に合いそうもないですが、年内には伺えそうです。ちょっと峠を越えた感もありますが査定やメンテ済品の出荷検査がまだ山盛りなので、最後まで夜討ち朝駆けが続きそうです。
そういえば、
SV-310EQ(フォノEQ)が残り一台となったようです。20年以上に亘って設変なしで継続していた思い出の機種がまだ一機種おわりを迎えるということで、売れて欲しい気持ちとずっと残って欲しい気持ちが半々...という変な感じです。
今日youtubeで52年間つづいたアマチュア無線店の閉店の動画を観ていましたが、オーディオ業界も状況的には似ていて、真空管アンプ界隈でいえば、今年は
管球王国が休刊になったり、
TAMURAトランスが今日で受注終了となったり、その他いくつかの灯が消えていきました。アマチュア無線と同じで、文化としての側面と産業として成立するかどうかは別のマターだということですね。
私どもも”作るから直す”ことにシフトすることを発表させていただき大きな変化点を迎えた年になった訳ですが、そんな2025年も残り僅か。終わりよければ全て良し、と念じながらゴールテープを切りたいと思っています。