乗りかかった船
2025年 12月 13日

ただ組立マニュアルがなく、ネットにも詳しい情報がないため当時の技術誌での制作記事等を探しつつ昨日から研究していたら二日掛かってしまいました。乗りかかった船から降りるのは本意ではありません。


フラットアンプ単独のゲインは約22dB, フォノ+フラットで約58dB (10k負荷)と一般的な値です。フラットアンプのF特も上は200kHz以上まで伸びていて、ラインレベル専用プリと割り切れば申し分ない仕上がりになったのですが、何故かフォノ入力のハムがやや高め (VR10時で2mV弱)。ありとあらゆるアースポイントを試してみた結果これ以上は難しいというところで一旦完了としました。
サーバーのデータを当たったところ、今から10年以上前にいちど修理した履歴が見つかり、その測定結果も今回と概ね一緒でしたので元々の仕様から外れていないようです。加えて旧知のお客さんでこのプリを20年以上使っている方が見つかり、伺ったところ、そんなに気にならないと仰っていましたので一般的には合格レベルと判断したところです。
製品には仕様 (定格)というものがあります。通常はそのデータをベンチマークして閾値をクリアしているか否かで合否判断するのですが、今回のような旧い機種では仕様が曖昧で自主判断を迫られるところが時間のかかった最大の理由です。
トライオードさんのヴィンテージ機種で、その名誉を汚さないためにも頑張りましたが、よいお客さんに恵まれることを願うばかりです。おつかれさまでした!
