5万円でバージョンアップ...何するか
2025年 11月 26日
いま自分のアンプには十分に満足している...さりとて更に上を目指せるならチャレンジしてみたいが、予算も限られている...じゃどうするか?というお題です。


初段管 JJ 12AT7 → Gold Lion ECC81 あるいは Mullard CV4024 等
ドライブ段 Gold Lion → Mullard CV4003 等
出力管 PSVANE 300B → Prime 300B ver.4 or ver.5 あるいは PSVANE WE300B 等
整流管 Dモジュール → PSVANE 5AR4 あるいは Mullard GZ34 等
カップリング → すべて Arizona化 等
ざっとこんなラインナップになるでしょうか。全部やったら相当な金額になってしまいます。実は今回のプロジェクトでは事前に予算が決められていました。税込5万円までという縛りあるなかで皆さんなら何を選択されるか、考えてみて下さい。
今回、様々なパターンを提案したのですが、このプロジェクトの主 (あるじ)は主に女性ヴォーカルと軽めのジャズを中心に聴かれるということで、複数の提案をさせていただいたパターンのなかで実際比較試聴され決定されたのが下のパターンでした。

というラインアップで決まりました。元の仕様と上の仕様の比較ですが、その差は本当に大きなものでした。もちろん元の組合せが悪かったという訳ではありませんが、聴感上の高域が伸び、帯域全体の粒立ちが細やかになって、ひとことで言うと非常にハイフィディリティに変化した感覚でお客さんも大満足でした。最終特性確認のため実機をお預かりして完了です。
これには個体差があって全く問題ないものが多いのですが、メーカーによっては現行5AR4でFUSE切れが発生するというトラブルでは、問答無用で市販のダイオードモジュールに替わって戻ってくるというお話も伺ったこともあります。
FUSE切れは誰にとっても気持ちの良いものではありませんので、これについては具体的なソリューションを明日ご紹介したいと思います。ハンダづけ出来る方なら誰でも追試可能な対策で抵抗2本で出来ますから、是非チェック頂きたいと思います。
