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曲のタイトルのようですが...

今日も入荷品チェックと修理品の出荷検査そして緊急輸出品の測定。そのなかから写真を撮った2アイテムをご紹介します。

まずはSV-A2の極上品の査定から。ベースもプラッターも使用感が少ないミントコンディションです。
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買取りが成立したらカートリッジはどうしようとか色々考えています。MMとMCの組合せとかステレオとモノの組合せとか夢想しておりますが、ゲットされた方に決めてもらうのがいちばんかもしれませんね。
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プラッターの動きもスムーズでモーターもバッチリです。買取が成立したら隅々まで手を入れて出品したいと思います。

そして今日のメインイベントはVP-3488のメンテでした。恐らく2010年上期のキット組立品と思われます。
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外観はきれいです。メンテを依頼下さったお客さんによれば、C to Cで入手され真空管が一部欠品した現状品 (販売側免責)を入手されたそう。VP-3488は当社専売キットとして委託先メーカーのブランドにて製造されたコラボ製品でしたが、メーカー修理が打ち切りになって数年経過した関係で、今でもかなり修理依頼を頂きます。

この個体は結果的にはかなり重症でした。電圧増幅段の12AU7が一本欠品していたのですが、残り三本のうち二本が劣化していて都合三本の交換が必要。基板のハンダ不良が20ケ所以上あり、基板パターンが剥離している箇所も複数ありました。また梱包の問題か輸送時のトラブルか底板が陥没しゴム足がめり込んでいる状態で、このままリサイクルショップへ持ち込んだら即ジャンク扱いされてもおかしくない状態です。

方針としてはステージ2、つまり予防保全的対処も含めた全体修理としました。出来ればリビルドまで行きたいところであったのですが、お客さんの負担が過重になっては何のためのC to Cか、という気もして解体再配線を回避した形です。
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基板アンプは組立は簡単ですが、修理は手配線よりも原因箇所の究明に時間がかかる場合があります。基板アンプは全ての亘り配線を外して基板を裏返さないと問題個所の特定が出来ません。更に手配線と違い、パターンと回路図を見比べて信号経路やアース回路をトレースする必要があります。両面基板の場合は更に大変です。

写真では分からないと思いますが、何とか直ったというのが正直なところです。幸い電気的にはバッチリ修復できました。出力45W / ch。入荷時は信号がまともに通らない状態でしたが、修復後は10Hz以下~75kHzで安定しています。ゲイン28dB / 8Ωでヴォリュームのギャングエラーも±0dB@9時まで追い込むことが出来ました。

この状態であればご依頼いただいたお客さんにも合格点をいただけるでしょうか。新品を一台販売することと比べると何倍も手間な修理の仕事、誰かの曲のタイトルみたいですが”これが私(たち)の生きる道”。満足です。

by audiokaleidoscope | 2025-11-07 23:59 | オーディオ

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