月末の成果
2025年 10月 31日

20ほど前のキット組立品のオーハーホールをご下命いただきました。Telefunken EF86, GEC KT66, Mullard GZ34のラインアップで真空管はすべて問題なしでした。
そういえばこのセットと全く同じ真空管一式が入荷しておりますので、SV-4ユーザーの方でご興味おありの方はお知らせ下さい・


続いてはSV-501SE。未組立の状態で長期保管されていたキットを組立代行させて頂きました。写真は最初期の501SE / Western Electric 300B(1997)仕様 (右)と一緒にエージングしているところです。両者の間には15年以上の時間の隔たりがありますが、真空管アンプに新旧なしということが改めて分かりますね。



この722EQは家の501SEと同じお客さんからの組立依頼品です。真空管はMullard Heerlen Factory (Holland)製のECC83のトリプルマッチドを選別してセットしました。

また写真では基板が見えていますが、実際はシールドケースに覆われている機構設計になっていますので、外来ノイズへの耐性が高くSNが向上しています。
…こんな訳で10月もおしまい。あと二ケ月で今年も終わりと思うと一日一日無駄にしないようにしないといけないなと思います。目下修理とオーバーホールは1.5月前後の納期で推移しています。年内に完了したいとお考えの場合は11月前半にお預かり出来ればと思います。入荷状況次第でご返送時期も変わると思いますが、品質優先で対応させて頂きます。

