タイムカプセル
2025年 10月 27日
ぶじ到着され、”久しぶりですねえ、何年振りかなあ”なんてお話したら”いやいや、サンバレーさんへお邪魔するのは試聴室が出来る前と出来た直後だから20数年ぶりですよ”と言われてびっくり。メールや電話で交流を続けていると、こういう時間軸の断層に直面することがしばしばありますが、不思議なもので仮に10年, 20年会っていなくても再会の瞬間に元に戻れる感覚は何とも言えず不思議ですが、とても嬉しいものです。
本当はゆっくりお話を伺いたかったのですが、夕方までに富山に戻らないと、ということで早々にお別れしました。今度は私が軽バンで遊びに伺いたいと思います。
早速大きな台車三台に載った製品と対面していきます。なんとも懐かしい...まだ独りでザ・キット屋をやっていたごく初期から2000年代中盤まで製品が10数台。私にとってはタイムカプセルを覗いているような気持ちです。
なかには相当草臥れていそうなものもありますが、それはそれ...原状回復が出来るものに関しては工数が掛かってもしっかり直して、再び新しいユーザーさんにお届けできればと思っています。


自分が元ラジオ少年だったこともあり、SV-7(五球スーパー)やこのSV-11FMには特別な思い入れがあります。いまでもお客さん宅でこいつのロッドアンテナが伸びているのを拝見するとグッときます。



今日はまだ一部しか開梱出来ませんでしたが、信号が通るもの、通らないもの、通っても何らかの劣化があるもの...基本的にはすべて令和の大工事の対象となるでしょう。なかにはメンテ費用よりも再販価格の方が安いなんてことも往々に出てくる中古再生ビジネスですが、せっかくSさんから戴いたバトン、出来る限りのことを出来ればと考えています。
