先日の台風の影響もあり、三連休最終日の明日は集中試聴対応日という感じになりそうです。今日はその準備に勤しみました。
まず最初はSV-91Bの準備。事前のニュアンスから”いっぺん91Bの音を聴かせてよ”的な感じの試聴のようですので、ちょっと頑張ってセットアップしてみました。

SV-310 + SV-91B / オールWestern Electric バージョン
現行機台にとっておきのタマをインストールしてみました。

Western Electric 310A ラージパンチ + Western Electric 274B (Joint Army & Navy)

Western Electric 310A + Western Electric 300B(1988) + Western Electric 422A
20年くらい前であれば上のような組合せも何とか出来ましたが、いまや絶滅危惧種 1A類 (CR: Critically Endangered)になったオールWesternバージョン。せっかく遠くからいらっしゃるので、簡単に言えば参考出品的な音を聴いていただこうという趣向です。
参考とはいえ、真空管もベストバランスな組合せを検討したうえで測定してパーフェクトバランスに仕上げてあります。もうこういう組合せをご提案できる機会はないと思っておりましたが、皆さんのなかで、こんな一世一代のセットアップにご興味ある方がいらっしゃいましたらご一報ください。
続いてはSV-8800SE。

明日のお客さんは組立代行でご注文は完了しているのですが、肝心の出力管が決まらないので、試聴室で確認して決めたいというリクエストです。

比較試聴はKT88, KT120, KT150, KT170から時間の許す範囲で選んで頂こうと思っています。それぞれが個性豊かな音なので、お客さんが日ごろ聴かれるソースとスピーカーに最適なタマが決定出来ればと思っています。
最近の試聴は販売完了機種が6割。在庫機種が4割という感じ。完売機種でも現行機種でも変わらず対応させて頂いていますので、ご興味ある方は是非遊びにいらっしゃって下さい。お待ち申し上げております。