今日は早朝(未明)に試聴室を開け、台湾のLさんと再会。

Lさんとは2004年頃からのお付き合いですが、70代半ばになられ今回が最後の来日という連絡があり、急遽対応させていただくことになりました。
体調の関係もあって奥さんと娘さんが同行されるということで、試聴後の予定を伺ったところ、昔行った高山へもう一度行きたいと仰るので私もご一緒させていただくことになりました。道すがら昔ばなしに花が咲かせながら先ず向かったのは下呂。

白川郷から移築した合掌家屋群。今日は天気が悪く予定では近くの渓谷で川床ランチを楽しむ予定だったのですが、増水で臨時休業になり、温泉街の旅館に行って檜風呂と十割そばを楽しんでいただきました。
その後、ふたたび車に乗ってで高山へ。個人的にも此処を訪れるのは久しぶりです。

高山もインバウンドの方が多かったですが、アジア系の方は少なく、聞こえる会話はフランス語率が高い印象です。飛騨牛の握り寿司や、縮れ麺で絶品の高山ラーメンに舌鼓を打ちつつ、伝統的な飛騨家具を購入されて母国へ送る段取りのお手伝いなどさせていただきました。”このうえにSV-91BとSV-310を並べるんだ”と嬉しそうに仰って下さいました。
長い一日でしたが、20年以上の思い出を反芻するには余りに短いひと時でした。こんどは私が台湾へ伺いますので...それまでお元気で!