予期せぬトラブル
2025年 08月 02日
まずは先日の認定中古でのトラブルです。入念な整備のあと私が出荷検査をして自分で納得しないと成績証明書にハンコを捺すことはありません。逆に言えばハンコを捺すということは自分なりに自信があるということでもあります。法に定めるPSE準拠の検査項目以外にも自主検査項目を追加して万全を期しているつもりです。結果として不良率はこの3年で1/10以下に下がったのですが...。
お客さんのお申し出はノイズが出てハムが多いという内容。スピーカーで聴いて分かるようなノイズは当然測定器で検出されなければならない訳ですし、検査後の最低10時間, 機種によっては数十時間のエージングを行って過渡的な変化も確認している訳ですから、お話を伺った時は正直まさか、と思いました。
アンプを開腹し、目視で確認しても異常はありません。当該機種は基板アンプでピンセットチェックの有効性は低いので、増幅基板, 電源基板を個別に外してハンダ箇所すべてをルーペで確認していきます。かなり時間をかけて確認していったところ、見つかりました。

これがいつ起きたのか、何故起きたのかをよく考えることが非常に重要で、出荷検査時に顕在化していないクラックが既に生じていたのか、当該部分の基板表側アース配線がテンションが掛かった状態で最短配線されていたことから輸送中の応力でポストに引っ張り応力がかかったのか...いずれにしても起こってはならない問題であることは間違いありません。
よい機会なので全部の基板を外して、全ハンダ箇所を追いハンダして明日の朝まで連続通電を行い、週明けにお返しする予定ですが、改めて検査体制の強化を誓ったところです。
そして今日もうひとつのトラブルがありました。帰宅して自分の部屋でPCに向かっていたところ、4歳の孫が入ってきたなあ...と思いながらも気に留めなかった自分が悪かったのですが...


