最後の足跡

今日は手先を休めて頭の体操。四冊目の本に掲載予定の回路図の検図であっという間に一日が過ぎた感じです。オリジナル機種をリリースし始めてからの累計モデル数は60弱。そのなかから30機種を選ぶのが大変でした。全てに思い出があり私どもの大切な歴史ですから、本当は全機種載せたいという気持ちもありましたが、ページ数の制約もありそうもいきません。

結果的に選んだ機種の回路図をトレース屋さんに出して一ヶ月あまり。今日は会社でその確認をしていたという訳ですが、実はいろいろと難儀しています。25年前と今では組立マニュアルのあり様もぜんぜん違います。前にも書きましたが最初は手書き、その後はExcelで悪戦苦闘したものでした。2008年頃から外注に出すようになって今に至る訳ですが、当然の事ながら昔と今では描きぶり自体が全然違うので、その体裁を整えるのが超タイヘン。これからまたトレース屋さんに平身低頭して修正をお願いし期限に間に合わせたいと考えています。

今後私どもから新製品が出ることはありませんが、今回の本が無事リリースされれば、それが最後の形ある足跡ということになるでしょうか。後悔のないようにしっかり取り組んでいきたいと思っています。