復活のお手伝い
2025年 07月 03日

続いては完成品の出荷前検査。5月末の道場破りの結果ご注文いただいたTelefunken ECC83♢仕様のSV-396EQです。


そして今日こんなことがありました。スタッフから”いま電話があって真空管を買いにいらっしゃるそうです。2A3Bと仰ってました”という伝言からありました。
なんとなく気になったので折り返し電話させていただいたところ、”譲っていただいたアンプから音が出なくなった。真空管に2A3と書いてあったので...”と仰るので、直感的に怪しいと感じ、現状把握したいのでアンプごと持って来られませんか、とお奨めしました。根拠のない推測はえてして無為に帰すもの。真空管だけ買ってやっぱりダメだったでは意味がありません。


伺うと最近亡くなられた親戚からの委譲品で、オーディオ店に修理の打診をしたものの悉く断られたとのこと。回路図もない、出元も分からない海外製のアンプは御免だという気持ちも分からないではないですが、診る人が診れば直るものを、みすみす粗大ゴミにするのは看過できません。
お客さんにこれからも大切にしたいという気持ちがある以上、なんとかしたいというのはモノづくりに携わる者に共通の想いの筈です。復活のお手伝いが出来てちょっと良い気分の今日でした。
