今日は完成品の出荷検査デーでした。まずJB-320LM II二台からスタートします。

画像的にはPrime 300B ver.4バージョンですが、この個体はPSVANE 310A以外はご自身の真空管を充当されるという事で、どんなラインナップでお使いになるのか興味がもたれるところです。
このアンプは無帰還, NFB低(約3dB), NFB高(約6dB)が選択できます。

例えば無帰還(1位置)+ver.4は中域的なパワー感に満ち、ジャズ系ソースを闊達に鳴らします。対して帰還あり(2/3位置)+PSVANE WE300Bは繊細で音場感優先の表現。通常は2で良いと思いますが、JB-320LMIIは300B / 2A3コンパチというだけでなく、プリメイン / パワー(入力4)のモード選択, ドライブ段真空管(6V6, EL34, 6L6GC等)の選択, NFBまた出力管のチョイス等々、非常に潜在能力に富んだアンプです。
個人的にはNFB2, ドライブ段6L6GC, 出力管PSVANE WE300B, 整流管PSVANE WE274B辺りが最もウェルバランスな印象がありますが、今日のもう一台のJB-320LMのように...

梅セット(ドライブ段EH 6V6, 出力管PSVANE 300B, 整流管EH 5U4GB)
でしっかり楽しんで頂いてから皆さんの知見と嗜好によってさまざまな方向性を模索されていかれれば良いと思います。ショールームにデモ機がありますので、ご興味ある方はお気軽にご一報ください。

今日の二台はいずれも内部は標準バージョンでした。現在欠品しているArizona Cap.の次回入荷は9月~10月という事ですので、入荷したら是非ともアップグレードをご検討下さい。具体的な手法については下記のエントリーが参考になると思います。
続いてTU-8500に着手します。

残念ながら製造終了, 在庫限りのTU-8500ですが、この価格でフォノEQ内蔵(MM/MC対応), フラットアンプのゲイン選択(0dB / 10dB)というハイコストパフォーマンス機は今後出てこないのではないかと思います。

エレキット伝統の一枚基板に垂直にサブ基板を立てる巧みなレイアウトです。このプリを最初に組んだ時のレポートが残っていますので、自分で作ってみようと思う方は参考になさって下さい。
エレキットのプリとしては上位モデルとして君臨するTU-8550の圧倒的なパフォーマンスに目が奪られがちです。