基板アンプの後変
2025年 06月 10日
”私は一年中 頭のどこかで いつも絵本のことを考えているにちがいありません
この”絵本のしあわせ”がみんなの心に届くように”
と書かれています。やっていることは違えど、その気持ちは私たちの仕事にも通じています。



そういえば、SV-300LBのカップリングをArizona化したい方から”基板アンプの後変はどうするのがベターですか?”というお問い合わせを頂きました。
手配線アンプの場合はラグ板から元パーツを外して付け替えればいいのに対して、基板アンプの場合、多くのケースでランド(ハンダづけ部)は見えない裏側にありますから悩まれるのでしょう。
気をつけなければならないのは、両面基板の場合、無理にリードを引き抜こうとするとスルーホール(基板孔の表裏を電気的に導通させるための金属環)まで抜いてしまって基板を壊してしまうので注意が必要です。ですからこの場合は急がば廻れの原則通り、一旦基板を外して十分に注意しながら元パーツを外し、残存したハンダを吸引して基板の”毛穴”が見える状態にしてからArizonaを付けるようにしましょう。このエントリーも参考にして下さい。


こういう作業は楽しいものです。たったこれだけ手を入れるだけで、外なる存在であったオーディオ機器が、まるで自分と一体になったような気持ちになるのは不思議なものです。”魂は細部に宿る”(ミース・ファンデル・ローエ)の言葉通り、心のなかで呟きながら作業すれば、きっと大丈夫、誰でもできることだと思います。
