先日の認定中古の後変や組立代行品の出荷検査、また輸出品の品質確認などが重なって大変でしたが、やっとトンネルの出口が見えてきました。

これは2台のSV-S1616DでいずれもPSVANE WE300B仕様の組立代行品ですが、右が通常品、左が橋本トランスバージョン。

同じ職人さんが組んだもので内部状況は見分けがつかないほど瓜二つですが、音質や特性はかなり異なります。
通常バージョン特性(pdf)もちろん一概に優劣で語れるものではありません。それぞれに個性と魅力があります(ゲインと残留ノイズが異なるのは標準版の負荷インピーダンスが4Ω仕様であることに加え、標準OPTの一次側インピーダンスが5kであるのに対し橋本OPTが3.5kであることに依存します)。

鳴らしているのはTannoy IIILZ。通常は
サランネットがアッシュグレイなのですが、この個体は濃茶のサランネットで或いはサードパーティ製かもしれません。

エッジ塗布剤が硬化し振動板に油染みが出る典型的なMinitor Gold IIILZの劣化が生じていますが、仮修復を行って音出し確認中というところです。見た目は悪いが音が良ければ気にしない、という方には良いかもしれません。引き続きメインテナンスを行って再販の可否を見極めていきたいと思っています。