今日は急ぎのパーツ調達のため久しぶりに名古屋大須へ。私が中学生の頃は休日の大須アメ横パーツセンターは人が擦れ違うのが大変なくらいの賑わいだった電気街でしたが、今は昔...すっかり様相が変わってしまいました。
ふらふらと街を逍遥しながら吸い込まれるように古レコード屋さんに入って何枚か入手。この10年で倍くらい(以上?)に上がった感じですが、クラシックLPは不人気なのか三桁で買えるものも多いです。

これは今日ゲットしたダヴィド・オイストラフ/ユージン・オーマンディ チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲(1962)。CDでは持っていたけれどアナログは買い逃していたので迷わず購入。

あまり馴染みのない日本盤ですが、
このジャケットを見ればクラシックファンなら皆知ってるはず。かのレオポルト・アウアー(指揮者,ヴァイオリニスト)をして演奏不可能とまで言わしめた難曲を巨匠オイストラフが弾き切った名盤です。
わくわくしながら帰宅して早速針を下ろすと、パチパチという針音と共にオイストラフの弓が眼前に浮かび上がります。何十年か前、初めてこの盤を買った人の感動は如何ばかりだっただろうか...中古盤の歓びの一つに時空を超えた見知らぬ人との感動の共有があるようです。買ってよかったです。