今日調べものをしていて書庫の本を捲っていたら、小さな冊子が出てきました。いまから10数年前の某オーケストラ定期会員さん向けの会報誌です。もちろんオーディオの記事もなければ紹介もありません。
ただ当時、クラシック好きの人に家でも良い音で音楽を楽しんで欲しい、そして比較的高齢の方が多いクラシックファンのなかにも真空管アンプの自作経験がある方に懐かしい…なんて思っていただけたら嬉しいな、と思って賛助会員の末席に仲間入りさせて頂いていたことを思い出しました。

こんなページも見つかりました。クラシック好きの会社トップの方がサポートの意味を含めてイメージ広告的に出稿されていらっしゃる中で違和感が出ないように、敢えてアンプでなくスピーカーの写真を載せてメカメカしい感じを減らしたかったのだと記憶しています。

”美しい音へのこだわりと、モノづくりの楽しみが始まる”…ちょっと格好つけてる感じですが、とても純粋な気持ちで音楽とオーディオがもっと近い関係であって欲しいと思って決めたコピーでした。とても懐かしいです。