リー・リトナー「Brasil」で聴くラッカー・マスター・サウンド
2024年 11月 12日

以前にもこのブログで紹介した「ラッカーマスターサウンド」をご記憶でしょうか?石川さゆりさんの「Transcend]を番組で紹介した時のことを再掲しておきます。
もともとは配信用音源の高音質化のためのフォーマットですが、2mixマスターを敢えて一旦ラッカー盤に切ってからデジタイズする方式で、非常に滑らかで密度感のある音質が特徴です。CDは音がスカスカで…という方もこの音に触れていただければ納得いただける筈。
ちなみにラッカー盤→デジタル化の際の使用カートリッジはOrtofon SPU Classic GE MkⅡ+MCトランスST-90です。いわゆるデジタル臭のない音に驚かれると思います。特に弾力あふれる中低域に注目下さい。

ライブに行ける幸運な人にも、リトナーファンだけでなくオーディオファンにも心からお奨めしたい一枚です。アナログも出ています。