今日は千葉のMさんと一緒に7インチEPを聴く会。
持込の45回転ドーナツ盤でカートリッジのとっかえひっかえ大会をやりましょう…というテーマだったのですが、同世代で当時聴いていた音楽もけっこう重複していて、夕方から夜にかけての試聴タイムだったこともあり仕事忘れて大いに盛り上がりました。
今日、用意したカートリッジは四種類。MM二種類, MC二種類です。最近の試聴でかなり多いのが複数のカートリッジでフォノEQを比較試聴するというテーマ。こんなところにもアナログ熱の高まりを感じます。
MさんはSV-722EQとSV-EQ1616Dを既にお持ちなので今日はSV-310EQをメインに聴かれました。今日は音質云々というよりも如何に音楽に浸れるか…的なテーマだったので良質なMM中心でいくのかな、と思っていたのですが、MさんはMC未体験ということでしたので少しMMで聴いてから増幅系は同一でMCで聴いてみることになりました。
これまでMM一辺倒のMさんがMCにどんな感想を示されるか興味深く横から見ていたのですが、音像的で音のエネルギーが前に出るMMらしさ以上に、どんなソースでも音がダンゴにならず分離よく端正に聴かせるMCにたいへん驚かれた様子。我々ラジカセ世代にとってMCは高級品というイメージがありますが、単に価格や構造だけでない音楽の聴かせ方の違いに衝撃を受けられたようです。
今日聴かせていただいたEPの一部を紹介します。
布施明 / シクラメンんのかほり(昭和50年)
中村雅敏 / ふれあい(昭和49年)
渚ゆうこ / 長崎慕情(昭和46年)
渚ゆうこ / 女の指輪(昭和42年)
Queen / 手をとりあって(昭和52年) ※日本限定シングル
Bee Gees / 愛はトライアングル(昭和56年)
Queen / ボヘミアン ラプソディ(昭和50年)
KEANE / ドライヴィング サタデーナイト(昭和56年) ※原題:Tryin’ To Kill A Saturday Night
…こういう風に次々と聴いているとゾーンに入って完全に時間の感覚が飛んでしまいます。気が付くと夜の帳(とばり)が下りて今日はお開き。音楽を聴く楽しさに終わりはありません。また続きをやりましょう!