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”梱包”という品質

今日は通販につきものの”梱包”について。新品を購入するときは製品は包装あるいは梱包されているのは当たり前ですが、中古品のやりとりは自分で梱包しなければなりません。元箱が残っていれば問題ないものの、例えばターンテーブルを安全に輸送するための梱包を自分でやるのは大変ですね。中古品の買取の際に”ダンボール送ってくれ”というオーダーも結構あります。

今日は箱なしの海外製トールボーイの梱包でした。元々は木箱で入荷したものですが廃棄されてしまっているので、輸送は家財便かピアノ運送で送るか、あるいは箱の用意から自分でして梱包しないといけません。前者はコストが高いので今回は自力で行うことにし、どうしたら安全に送ることができるか図面を書くことから始めました。

外注さんに手伝ってもらえば半日程度で終わると高を括っていたのですが、結局丸一日かかってしまいました。梱包にも品質があるということは日々スタッフに言っていることですが、自分でやると”言うは易し行うは難し”であることを痛感した次第です。
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定尺のダンボール(1500mm角)と樹脂パッド板を用意してスピーカーの前後左右, 上下を保護しつつ梱包していきます。スピーカは背後の突起物(ターミナル類), フロントにはユニットがありますし、そもそも重量があるので大変でした。
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底部はべニアを切ってベース部がずれないようにビスで固定。万一輸送中に箱が倒れても中身にダメージが及ばないことをイメージしながら作業を行い、二人工8時間で無事終了。

ダンボールはいずれゴミになるものと捉えられがちですが、その設計や製造にも人に知恵が込められていることを改めて知り少し反省の一日でした。
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明日は持込試聴。テーマは”YAMAHA1000モニを一番いい音で鳴らす真空管アンプは何か”です。さてどんな結果になるでしょうか…楽しみです。


by audiokaleidoscope | 2024-08-16 23:59 | オーディオ

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