たいへんだった7月も今日で終わり。明日から出張なので今日はちょっと雑談的に…。
毎日ホッとできるのはかなり深い時間になってから。日付の整合をとるためブログのアップ時間は当日の23:59にしていることが多いのですが、実際はその3~5時間後にアップしていることが多く、ほぼ毎日レコードを聴きながらPCに向かっている感じです。
私にとってオーディオは大切に仕舞っている特別な名画でなく、リビングの壁に掛けてある家族写真のように身近でカジュアルなもの。楽しみ方も日々違います。

メインのターンテーブルは別にありますが、どうしても手が伸びるのは目の前のサブプレーヤー。左はSP盤専用で右は様々なカートリッジを取り換えて楽しむためのユニバーサルアーム仕様です。

SP盤専用のThorens TD124 MkII。年季の入ったアームはEmpire 990。今日のカートリッジは
CHUDEN MG-2885G + CN-301SPです。フォノEQはSV-EQ1616Dで一台でSPとRIAAまたその他のカーブを即座に切り替えられ、入力も2系統あるので大変便利です。

SP盤は1000枚弱あって、無造作にレコード棚に並んでいる状態ですので、日々何となく目についた盤を聴く感じ。今日鳴らしていたのはグリーグ作曲「5つの詩」より第1曲 "愛の神"(1948年)のHMV UK盤です。ソプラノのキルステン・フラグスタートはノルウェーのオペラ歌手で20世紀に活躍した最高のの歌手の一人です。

右側のターンテーブルはLP専用でMMもMCも使いますし、クラシック半分ジャズ半分その他少々という感じです。今日はマイルスの火の出るようなライブ盤”
Four & More”。ハービー・ハンコック, ロン・カーター, トニー・ウィリアムスがマイルスと互角に勝負するさまは超スリリングです。
カートリッジはMCが多いですがMMも好きです。メインで使っているのはDENON DL-130 PROのほか、


DS Audio DS-A1(光カートリッジ)※製造完了
の登場が多めです。その他SPU系もいくつかあります。上の2つでいえば陰影とニュアンスで青龍、キレと解像度でDS-A1という感じでしょうか。カートリッジはまさに百花繚乱でそれぞれの魅力があります。MMよりMCが高級という在り来りの話では片付かない面白さがありますね。
明日からの出張は納品や引き取りのほか、来年に向けてのあるプロジェクトのキックオフミーティング等など。あと2時間もたてば外が白んできそうなので、少し休んで明日に備えます。