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New amp from Western Electric

まだ正式なリリースは出ていませんが、入ってきたばかりのニュースです。

StereophileによればWestern Electricのリファレンス”100シリーズ”がデビュー予定のようです。その第一弾がA2級, 無帰還125W出力のモノブロック。写真的にはパワーアンプですが、紹介文にはPhono内蔵と紹介されています(恐らく誤り)。
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Photo by courtesy of Stereophile

真空管はECC81, 300B, 308Bの構成。308Bの起源は1930年代に遡る歴史的な出力管。14V / 6Aのフィラメント定格をもち、最大プレート定格は2,250V / 325mA (!) の大型球で25,000時間の長寿命が期待できるようです。国内では211, 845が知られていて、送信管系では805, 808, 838などでのアンプ作例は過去ありましたが308Bについては寡聞にして存じません。大きさ的には35㎝くらいありそうですので212に近いイメージ存在かもしれません。写真でみると普通ですが、アンプのサイズは奥行き70㎝~80㎝くらいありそうですね。

Western Electric 308B

2025年第一四半期発売予定で定価120,000USドル(現在の為替で1900万円弱)とのことです。出力トランスは91Eと同様、負荷インピーダンスを選択する方式のようで4Ω〜24Ωまで対応しているようです。

その他ヘッドフォン / プリアンプの85A(約5000USドル), 真空管は6SN7とECC81で構成されるようで768kHz / 32bit対応のDACが内蔵されていると紹介されています。また91Eの弟分的な存在として88Aもデビュー予定のようです。



まだ詳細は不明ですが楽しみですね! Congrats Charles !

by audiokaleidoscope | 2024-07-17 23:59 | オーディオ

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