今月の”特選中古”の整備も佳境にはいってきて一両日中に正式な混月のラインナップをご紹介できるところまで進んできました。先日査定中の写真をお見せしたものも含め、出品が決まったものを幾つかお知らせしていきます。

SV-S1616D Special / Mullard CV4024, Mullard ECC82, PSVANE WE300B, Mullard GZ34, Arizona Cap.仕様

TU-8900 / Prime 300B ver.5, Arizona Cap.仕様

SV-192S / Toshiba 12AU7仕様

WE指定サイズ標準箱(Altec 622B type) / LM755a仕様

これは何をやっているかというと100Hz正弦波でユニットのエージングをしているところ。正弦波でなくてもウッドベース辺りのソロ等でもOKですが、スピーカーを向かい合わせにして密着させ、片chを逆相(プラスマイナス反転)接続して1~2日、1W程度で鳴らしぱなしにします。
なぜ逆相にするかというと打消し効果で音漏れが大幅に低減できるから。この100Hz / 1Wエージングをやるとユニットのエッジの動きがよくなって低域の出がスムーズになります。ユニット単独の場合でも向かい合わせにしてネジ止めしていて逆相通電すると同様の効果が期待できますが、振動板の背面から音が出ますので、ダンボール箱あたりを密閉して、そのなかでエージングすると良いでしょう。
今月はいままでご紹介してなかったアイテムでSV-EQ1616Dの新古, SV-P1616Dの新古辺りも整備が間に合えば出品できそうです。どうぞお楽しみに!