作業日誌
2024年 07月 09日
朝イチで大物を仕上げたあとは、買取依頼品の査定です。査定は何をやるかというとまず外観検査、そして通電確認と測定、そしてキット組立品に関しては製作レベルの確認です。
正しく測定するためには問題点を除去する必要があるので、査定と言っても予備修理的なプロセスが必要なことも往々にしてありますが、当社の場合はほぼ100%買取成立の実績がありますので、コテを当てさせて頂いてから正式に査定する場合も結構あります。万一製品をお返しすることになった場合でも「こことここは直しておきましたので」ということも過去ありました。
広告などで”その場で現金買取り”とか”壊れていてもOK”というのを見かけますが、正直どうやって金額を決めているのでしょうか...私どもでは一日3台か4台が限界です。つまり査定は結構な作業なのです。
今日は3台査定させて頂きました。
幸いこの2台は買取成立しましたので、今月の認定品としてお目見えする予定です。
そしてこれ。つい先日のエントリーで”これを今でも探しておられるという方が沢山いらっしゃいます”とご紹介したSV-19Dが入ってきました。まだ買取は成立していないのですが、外観もきれいで電気的にも上々という個体です。
なんと今回の19Dには上のEL34のほかにSED 6L6GC, SED 6550Cも付属していました。最高の差換えセットになるかも、ですね。
このSV-19DのほかにもSV-86B, SV-38T, SV-128B, SV-2(2007), LM91A, LM86B, Super 8Bなど”入荷予定はありますか?”というリクエストが入っている機種が沢山あります。もし譲ってもいいよ、という方がいらっしゃいましたら是非ご一報頂ければ幸いです。