今日もひきつづき作業を進めています。順にご紹介していきます。
SV-8800SE / Gold Lion KT88仕様 (NS)。8800SEは大半がKT150かKT170で出荷されますが、このKT88仕様は精緻かつダイナミックなGold Lionとの組合せでとても切れ味が良い音に仕上がっています。
写真ではなかなか伝わらないかもしれませんが、かなり高度な手配線技術を要するアンプです。
SV-P1616D / PSVANE 300B仕様(NS)。この機種もPSVANE WE仕様かWestern Electric 300B仕様が多い機種ですが、ベーシックなPSVANE 300B仕様でも十分良さが出ているため、今回これで出品を決めました。
実測26W+26W / 8Ω。どちらかいうとヴィンテージ系スピーカーで鳴らす方が多いアンプですが、B&W 802系以上のモデルを朗々と温度感高く鳴らすのも非常に得意なアンプです。
SV-192PRO / TELEFUNKEN ECC82仕様(中古)。192系のグレードアップはMullard系が多かったですが、TELEFUNKEN仕様はローがやや締まって高域の抜けが向上している感覚で好感が持てます。
TELEFUNKENにしても UK Mullardにしても、安いものの多くは通電確認のみ(無選別品)ですので事前によく確認してから購入されると良いと思います。オーディオ用途の場合は直流的確認(内部の2ユニットのGmとEp/Ip), 交流的確認(ノイズ)が必要です。
SV-mini91B(改) / PSVANE 300B仕様(中古)。初段Russia 310A / 10Ж12Cの完全リビルド品です。
入力ヴォリュームバイパス, インターステージTr.バイパス仕様。標準仕様よりも周波数特性が向上し出力も10%以上伸びました。別案件で
ELROG ER300の出荷前点検をこの機台で行ったのですが、トリタン300Bとの相性が非常によく、輝かしく繊細な音に魅了されました。
Elekit TU-8233 / 曙光2A3仕様(中古)。メーカー組立品です。8233は300B / 2A3コンパチ機で人気のあったモデルです。
バリバリと鳴る感じでなく、非常にたおやかに中庸に響きをみたす感覚でフルレンジ~25㎝クラスの2/3Wayにピッタリなアンプです。存在は地味めですが、過去購入された方の満足度は都て高いので今回も良いご縁があればいいなと思っています。
現在は三合目か四合目くらい…まだまだゴールは遠いですが引き続き品質優先で頑張っていきます。進捗はまた明日…。