オーディオは目的でなく手段。 言うまでもなく良い音で音楽を聴く目的のための投資である訳で、その手段が共通という方は自分にとって好みがぴったり一致する親友のような存在です。先日初めて伺った田本さんのリスニングルームは、まさにそんな空間でした。
2000年代中盤から2010年代前半の機器がすべて現役で活躍しています。SV-9T, SV-3, SV-11FM, SV-501SE, SV-14LB, model2, TL3N, SV-353, LM86Bが見えます。LM86Bの背後にはSV-38Tが鎮座しています。スピーカーはTannoy Stirling HE, LM755A in WEランドセル, Rogers LS3/5aの三種類です。
リスニングポイント左手はフロントエンド機器 + フォノ&プリ中心。MUSIC BIRDは完全留守録対応でお気に入りの番組を待ち受け録音してHDDレコーダーに格納されています。D/AコンバーターはSV-192Sで番組終了後はアーカイブ音源でたっぷり楽しめるますね。ターンテーブルは2台。SV-722のフォノ部とSV-310EQを経由してプリはSV-310に各種入力が集約されスピーカー側のパワーアンプに繋がっているシステムです。
そして最近写真右のSV-284D / ELROG 211(モノ×2)を
番組きっかけで追加されました。現在はSV-396EQ+SV-300LBから直接接続されパワーアンプモードで良い音を鳴らされています。
SV-A2(ツインアーム仕様)も現役で活躍中。もう一台は2Xperience SB S-Shapeです。
これも
番組きっかけで導入されたオーディオテクニカ
AT-ART9XAと
VML40ML(交換針)。田本さんによれば「一本勝負で聴いた鏡面のような透明感のある音」を日々満喫中とか。同好の士という言葉がありますが、まさにそんな言葉が浮かんでくる大先輩であり大親友の素敵な空間でした。