オーディオの主役はスピーカー。アンプは主役を陰で支える脇役なんです、と何度も申し上げてきました。今日はその主役交代のドキュメンタリーです。
先週末から上京し、定例+ゲスト収録を終えて今日は早朝から埼玉へ。上物のJBL 4343WXをお世話いただく幸運に恵まれ、地元から配送業者を手配して愛知へ持ち帰り、据付まで完了してきました。
外装バリバリ, 振動板まっ黒, エッジ張替済, ATT/端子類アルコール洗浄済の極上4343WX(フルオリジナル)です。このお部屋、ブログの熱心な読者さんならご記憶があるのではないでしょうか?
本当はこれで一件落着…音がよくなって後は音源をバッチリ揃えて楽しみましょう!と申し上げていたところ、偶々こいつの音を聴いてしまったことで大きく流れが変化しました。
2023年3月6日「
仲間たちとの部室トーク」
取り急ぎアンプをショールームと同じSV-91B + SV-284D(バランスドシングルMONO × 2台)にバージョンアップ。こうなるとスピーカーも大型モデルに替えたくなるのが人の性(さが)というものです。
パワーだけでなくフロントエンドもショールームと同じラインナップに
決して4429の音に不満があった訳ではありません。しかし圧倒的なスケール感は15インチウーハーでなくては!というのが偽らざるお気持ちであったことは想像に難くありません。ただハーツフィールドはショールーム開放日時点で嫁ぎ先が決まっていたのと、余りに大きなサイズであったことから4343か4344のスペシャルグレードを探せ!という命が下った訳です。
毎週のようにまだか!まだか?と仰って下さったお陰で私も本腰で探すことができ、今回の個体に巡り合うことが出来て最速で納品と相成りました。
セッティングが終わり、第一声を聴いて「この音だ!」…今日までずっと追い求めていた音が目の前に拡がっていて部屋の主も私も感無量の瞬間でした。40年前のスピーカーとは思えない音です。
FMチューナーも
C-FT1000にグレードアップ。短かったようで長かった2年間、私どもの仕事もひと段落ということでちょっと寂しい気もしますが、素敵なハッピーエンドを迎えられて今日は本当に佳き日になりました。