3月5日(日)、ショールーム開放日、久しぶりの同好の士との再会で楽しい一日になりました。
前週までは関東勢の皆さんが多かった訳ですがは当日は西方面からの方が多く、岡山, 大阪, 京都, 滋賀, 三重そして地元勢の皆さんがハーツフィールドの音を楽しみにお越しになられました。

進行は以前の開放日と同じ。持込みやリクエスト音源を皆で聴くスタイル。世間で話題となっている高音質盤や近日発売のサンプル盤の音など盛りだくさんの内容でした。70年代フォーク, 歌謡曲等のLP, EPなども聴きながら昭和のオジサンたちの部室トークが花咲いた感じです。最初は知らない同士が気がつくとワイワイガヤガヤも以前と全く変わっていません。
今回は「ハーツフィールドを聴く会」と銘打った試聴イベントでしたので…

実機の図面を見て、WE16Aに似たホーン構造について理解を深めたり、537-509/HL89(中域ホーン)の波型構造によってホーン鳴きを巧みに回避していることを理解し、

分解可能な構造サンプル(ミニチュア)によって、ハーツフィールドが元々モノラル音源をエンクロージャー内で左右に振り分け拡がりある再生を目的にしたスピーカーであり、ステレオ再生の場合はL/Rの間隔, 内振りの角度等によって出音が大きく変化することを体験いただきました。
或る方が「今日は上野動物園のパンダを見に行くような心境でワクワクしながら伺って実際の音を聴くことができ予想以上のスケール感と情報量に感銘を受けました」と仰っていましたが、まさにそんな熱気あふれる一日だったと振り返っているところです。