今週のハイライトはショールームでの公開収録イベントでした。

小林真人さん(B), 中村好江さん(Tp)
二部構成で約三時間に亘って行われたこのイベント。第一部は小林真人さん解説ののジャズSP盤レコードコンサート。

これは”真空管アンプ一本勝負”連動企画ともいえる内容。「ジャズトランペットの巨匠たち」というテーマで小林さん所蔵の1920年代~30年代のSP盤を小林さんの解説つきで聴かせて頂きました。

こちらは来る1月6日オンエア”真空管アンプ一本勝負”の「SP盤で聴くルイ・アームストロング一本勝負~たったひとりでジャズを変えてしまった男」収録時のスナップです。

今回の公開収録では
Thorens TD124 MkIIを使用。アームは
Empire 990。カートリッジは
CHUDEN製です。

フォノEQはもちろんSV-EQ1616D, パワーはSV-S1616D/KT150を使用しました。歴史的にも極めて貴重な音源を直に聴けるチャンスは滅多になかったということもあり非常に好評でした。

そして第二部は小林さんと中村さんのスペシャルライブ。トラッドジャズ/ニューオリンズジャズ界を代表するお二方の演奏を真近で聴くチャンスは滅多にありません。小林さんのガット弦ベースの深く量感豊かなベース、ミュート(弱音器)を活用した変幻自在なサウンドで魅せた中村さんのトランペットは本当に素敵でした。
実質的に約三年ぶりのショールーム開放日イベントとも言える今回の公開収録。時節柄きわめて限られたお客さんしかお招き出来ませんでしたが、機会あれば是非またやりたいと思ったひと時でありました。