7/22(金)の「真空管アンプ一本勝負」は皆さんお待ちかねの”今いちばんオイシイアナログ機器”をテーマとした一時間。ゲストはテクニクスブランド事業推進室の上松泰直さん。そしてオーディオファンにはおなじみのシンガー、井筒香奈江さんです。

上松さんにはテクニクスから5月に新発売になったばかりのSL-1200M7L(価格税込12万円,世界限定12,000台)を徹底研究すべく実機をお持ちいただきました。

SL-1200伝統のDJユースはもちろんHiFiユースにもおすすめのM7L。50周年記念モデルならではの意欲作です。

ゴールド仕様のトーンアーム、そして「50th Anniversary」の銘とシリアルナンバーを刻印したプレートが印象的です。

これはSV-EQ1616Dのうえに載った超ミニサイズの
ガチャポンSL-1200。5アイテムで構成されていてなんと累計50万個以上の大ヒットになったとか。すごいですね!
そしてこの最新ターンテーブルで聴くのは井筒さんのアルバム「アナザー・アンサー」…アナログはリリースしてないはず!と思われた方もいらっしゃるかもしれません。なんと今回の収録のために井筒さんがお持ち下ったのは、M7LのPRイベントのために制作されたスペシャルラッカー盤。話題のターンテーブルで聴く幻のラッカー盤。この鮮度感をぜひオンエアでお楽しみください。

レコードが出来るまでの工程を改めて書くと「ラッカー」→「メタルマスター」→「マスター」→「マザー」→「スタンパー」→「レコード」という道程を経る訳で、もっとも上流の(=音の良い)状態の音がラッカーに収められているとも言えます。
北村勝敏さん(ミキサーズ・ラボ/ワーナー・ミュージック・マスタリング)によるラッカー盤制作工程です。通常ラッカー盤が表に出ることはないのは勿論、再生回数も限られている幻の存在である訳ですが、今回受注生産にて井筒さんの「アナザー・アンサー」のラッカー盤を購入できるというスペシャル企画が立ち上がったというから驚きです。このような形でラッカー盤が一般の方が手に出来るというのは史上初ではないでしょうか。