ゴールデンウィーク最後の土曜日、パラゴンを聴きに京都に行ってきました。場所は京都中心部から少し離れたところ。観光客もまばらなエリアにひっそりとお店を構える予約専門の和菓子屋さんです。

暖簾をくぐって中庭に進むと絶景が…。紅葉の季節はさぞ素晴らしいことでしょう。

イートインスペースもあり、そこにパラゴンが鎮座しています。言うまでもないアーノルド・ウォルフがデザインを担当したJBLを代表する名品です。LE15A/375/075の構成でクロスオーバーは500Hz/7kHzの中期モデルです。

日々鳴らされていらっしゃるということでコンディションも上々でした。

今日のアンプ。フォノはSV-310EQで真空管はWestern Electric 310A(60’s)-Western Electric 274B刻印(1945) 。プリはSV-310でWestern Electric 310A(60's)-Western Electric 274B刻印(1944)という構成。

パワーはSV-91B。Western Electric 310A(60's)-Western Electric 300B(1988)-Western Electric 274B刻印(1945)です。
当日は音楽と写真の関係性について語るトークイベントが行われたのですが、さまざまなジャンルのLPの音をパラゴンがしっかり受け止めて飴色のサウンドで鳴っており、耳でも楽しめるイベントでした。ぜひまたお伺いしたい京都の隠れた名所の一つです。