時代の流れに逆らうことは叶わず、技術の授業でハンダづけをやらない学校も増えているという昨今ですが、私どもでは今でも組立キットがメイン。今日も国内のみならず海外でも私どものキットと戯れている多くの仲間がいます。
今日はSV-S1616D/最強バージョン(KT170)を完成されたGさんからいただいたメールを抜粋してご紹介します。
SV -S1616D最強バージョンが完成しましたので卒爾ながらご報告いたします。
手配線タイプは初めてということと、半田付け作業自体も10年ぶりということもあり、当初よりゆっくりやる予定でいました。それでも土日の休みを3週ほど使って無事完成ました。
幸い一発で音出しまでこぎつけて、今日で2週間ほど経過しました。「音質面において多極管は三極管に劣るというイメージを覆す存在」とおっしゃる通り、所有機のSV-501SEに勝るとも劣らなく大満足です。今後、KT-88などシャープ系にふってみることもできて楽しみです。

いまは屋号も変わって組立代行の比率も創業の頃と比べるとかなり増えましたが、私どもの原点はホームページのドメイン通りいつまでも”キット屋”でありたいと思っています。
以前にも書いたことですが、皆さんがキットを選ぶ理由は様々でしょう。少しでも安く…あとでカスタマイズしたい…何よりモノづくりの感動を味わいたい…動機は何であっても良いと思います。結果として”作って良かった、楽しかった”と思って頂けるように私たちが居る、これからも完成の瞬間の感動を一人でも多くの方と共有したいと心から思っています。