地政学的リスクの高まりから世の中が不穏な感じになってきておりますが、資材の一部を海外に依存している私どもにとっても今後が予見でき難い状況となってきました。価格については”魚心あれば水心”的な要素が多分にあるので已むを得ない部分もありますが、モノが入ってこなくなるのが一番困ります。
現下で最も懸念されるのがJJ(チェコ)の状況です。JJは廉価でトラブルも少ないことから数年で大きくシェアを伸ばしてきたのは皆さんご存じの通り。ひと昔前まではコスパ=中国製みたいな感じだったのが、最近は赤いJJロゴを見る機会がとみに増えてきました。
今日、会社で測定していたのもJJ球メインのモデルが多かったような...


SV-Pre1616D(JJ ECC83 ×2, JJ ECC82 × 1)


SV-S1616D(JJ ECC82 × 3, JJ KT88 × 2)
JJ KT88にいたっては偶々調達した時期が良かったのか私どもでは海外から直接買うより安い状況ですが、世界的に流通量が減少していてNo Stock Available的な表示が増えてきています。ちなみに今JJに発注を入れると管種によっては「納期18カ月程度、価格未定」的な回答しか返ってこないものも。つまり”納期も値段もはっきりしないので見積もれません”という事かと。
この現象は数か月程度前から徐々に始まってきておりますが背景はよく分かりません。次回入荷時には相当価格が上がっている(だろう)ことは間違いないでしょう。世の中も市場流通も安定して、欲しい時、欲しい人に、欲しい価格でお届けできるように早く戻って欲しいものですね。