東芝真空管は国内でも最高クラスの信頼性で永く賞用されてきたので皆さんも真空管ストックを探せば東芝管が一本や二本は出てくる…というほど馴染みの深いブランドである訳ですが、実は今や世界的にみてもMullard, Telefunkenと同様に評価され、価格も急速に上がっているような状況であるのをご存じでしょうか。
Mullard is good, but why not use Toshiba?
直訳すると「Mullardも良いが、なぜToshibaを使わないのか?非常にローノイズでワイドレンジであり電気的余裕度も最高峰の素晴らしい真空管じゃないですか」みたいな感じの回答で、彼のStock ListではToshiba球はMullardとほとんど同じプライシングをされていることも分かりました。むしろ海外の業者が国内のストックをごっそり持っていっているような状況でもあるようです。

ではこの東芝(いまやToshiba)の評価の高さについて現物比較と試聴の結果を書いていきましょう。まず幾つかの画像を貼っていきます。

以前S1616DでEL34とKT170を差し換えた時の温度の違いについて書きました。


