今日から土曜まで東京。今年一年お世話になった皆さんや様々なハードルを共に乗り越えてくれた仲間に暮れのご挨拶を兼ね、今年最後の収録のための上京です。本番前日に現場入りすることを前乗り、当日行って当日本番を乗り打ちと言ったりします。
MUSIC BIRDでは2014年10月から番組を担当させて頂いておりますが、最近新規にご契約いただいた方も多く一体どんなところで、どんな感じで録ってるんだろう?…と思われている方も多いと思うので少しご紹介しておきます。

皇居のお濠を臨む好立地に鎮座するFMセンター。この中層階にMUSIC BIRDスタジオがあります。オーディオ愛好家の皆さんにはMUSIC BIRD=高音質多チャンネルの衛星配信局というイメージだと思いますが、もう一つの顔は全国のコミュニティFM局向けの番組制作と配信業務があります。
皆さんの地元のコミュニティFM番組や
サイマルラジオで”東京半蔵門のMUSIC BIRDスタジオから生放送でお送りしています”というトークを聞かれたこともある方も多いのではないでしょうか。今日もスタジオでは数々の番組の収録が行われていました。
まずエレベーターでスタジオのある階まで上がり扉が開くと前室(ぜんしつ)があります。前室というのは番組の打合せや収録が始まるまでの待機をする場所のこと。ここでも小音量でMUSIC BIRDの番組が流れています。

前室のアンプはSV-2300LM(交流点火300Bppプリメイン)です。中古が入ってくると毎回即蒸発する人気アンプですが、ここに納めて3年くらいにはなると思うので、毎日10時間×365日×3年間としても軽く1万時間以上ノートラブルで頑張ってくれていることになります。タマには埃をはらってやらないといけませんね。

前室からスタジオ側を見た感じです。私はいつも3ST(サンスタ)を使わせて頂いておりますが、合計5つのスタジオで日々番組づくりがされています。今日も私が搬入にいったところ3STは収録中でしたので写真撮りは自粛しましたが、雰囲気はこんな感じです。
この記事の時は改装前でミキサーがSTUDERのアナログですが雰囲気は今もこんな感じ。広さでいうと6畳くらいの空間ということになるのかもしれません。この空間で7年半=約200回のレギュラー番組プラス特番を録って頂いた訳ですので考えてみれば本当よくやったなあという想いです。ほとんどゲストの皆さんにおんぶに抱っこという感じでしたが。
明日は年末締めのKT170特集+年始特番二本録り。いつものように筋書のないドラマが展開されると思うと今から楽しみでなりません。