今日は朝から名古屋へ。MUSIC BIRDを新規契約されたSさん宅でチューナー+アンテナ据付。

私どもの定番ともいえるフロントエンドにMUSIC BIRDの
最高級チューナーC-T100が加わったSさんのシステム。MUSIC BIRDで番組を担当させていただいて8年目に入りましたが、最近は電話で最初に「番組聴いてます」と仰って下さる方が多くなって嬉しい限り。新規の加入者もどんどん増えているようで本当に有難いことです。

増幅系を担うSV-300LB+SV-284D/オールELROG仕様も音がこなれてきて非常にいい感じ。当初は繊細感と情報量が際立つ感じだったのですが、太さも出てきてデジタルソースが更にアナログライクに鳴るようになってきました。
チューナーのセットが終わったあとはSさんのサブシステムのアナログ周りのバージョンナップ。

ダイニングルームに設置されているサブシステムのターンテーブル。
Pro-Ject 2Xperience+
SUMIKOに最適なMC昇圧トランスとして
フェーズメーション T-1000をインストールしました。岩清水のようにクリアで透明でありながら出すべきところをしっかり出すところがSさんにピッタリだろうと思ってお奨めした訳ですが申し分ない結果となりました。
厄介だったのがアース周りのトリートメント。T-1000がモノラル(L/R別筐体)でアースラインも複数になる訳ですが、設置場所がダイニングということもあり様々な家電や暖房機などのスイッチング機器がたくさん置かれ、電源環境としては決してよくない状態あったこともあって、ターンテーブル/T-1000/プリアンプ間を2本づつアースすると僅かですが逆にノイズが増える状況でした。結果最適なアーシングが決まるまでに2時間以上かかりました。
一番いいのは200V:100Vのステップダウントランスを入れてオーディオ系のアースをフローティングさせてしまうことですが、時間をかけて追い込めば十分なSNが確保できることが分かったのが今日の最大の収穫だったかもしれません。

食事したり新聞を読みながらFMも楽しまれるSさん。強電界地域ということもありロッドアンテナで十分な感度を確保できていました。最近のNHK FMは音楽的に攻めたコンテンツが増えてきて私も時々カセットテープにエアチェック(録音)しています。Sさんがダイニングをアナログ+FMチューナー環境にされているのは、まさに今風な感じだなあと思いながた暫し一緒に楽しませていただいた土曜のひと時でした。