Dialogue with Mr. Phil Muzio

新年のご挨拶のエントリーのなかで今年は再発売や続編発表の年になりそう…という事を書いた訳ですが、今日はその一つとなる某企画絡みで行ったリモート対談のレポートです。今回の対談のお相手は10年以上のお付き合いになるMr.Phil Muzio。MadrigalⓇ社(というよりもMark LevinsonⓇと言った方が分かりやすいかもしれませんね)のCEOを務め、名器ML-3からNo.40の開発に携わったハイエンドオーディオのレジェンドのひとりです。20年前の記事ですがこちらも併せてご覧いただくとPhilさんのことを理解していただく一助となる筈です。

Philさんと当社ショールームで初めて会った日の思い出に始まり、その後SV-2(2007), SV-2PP(2009)をバイアンプで鳴らすに至ったまでの経緯、Philさんが思う真空管の魅力やこれからのオーディオへの期待に至るまで、当初は1時間くらいを予定していた対談ですが気がつくと2時間半近くも時間が経っていました。

Philさんはギタリストとしても知られた方。生音がもつダイナミズムを如何にオーディオで再生するかに半生を捧げた方でもあります。Philさんが語る真空管の魅力を知る大変重要な記録となるに違いありません。

恐らく3月には何らかの形で皆さんのお目にかけることが出来ると思います。ぜひ続報にご期待下さい！