今日は早々と帰宅してFMのエアチェック。以前”エアチェックなんて若い人にはぜんぜん通じないでしょうねえ”と言われたことがあるので言い換えればFM放送の録音です。
今日のターゲットはこれ。
今日はN響/諏訪内晶子さんのベトコン(ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲)のナマ配信とあって
SV-11FMを
SV-192A/Dに入力し192k/24bitにデジタイズした音源をPCに送るという手順でばっちりエアチェックさせて頂きました。
今回注目していたのは演奏は勿論、諏訪内さんのヴィオリンがストラドからデル・ジェス(ガルネリ)に替わったという事前の情報。諏訪内さんといえば
ドルフィンというくらい定着したイメージがあったのですが、デル・ジェスといえば私の中ではMUSIC BIRDの番組や真空管オーディオフェアのゲストにお越し下さった
渡辺玲子さんのイメージ。音もきっと変わるんだろうなあ…と思っていましたが予想以上の勢いのある演奏そして音色でした。
(参考)
そういえば皆さんは真空管アンプで日々何を(どんなソースで音楽を)聴かれていらっしゃるんでしょうか?2011年頃までは毎年この時期「年末アンケート」をネット上でやっていて1000人以上の方から様々な情報やご意見を伺ったものです。その結果産まれた製品も沢山あって大変懐かしい訳ですが、今日は2009年の年末アンケートからこんなデータを引っ張りだしてみました。

いまから10年前はまだダントツでCDが優勢だったことが分かります。MDとかDATなんて懐かしいメディアも…。仮にいまアンケートをとらせて頂いたらかなり状況が変わってCDが減る分アナログと配信(サブスク+ハイレゾDL)で全体の1/3くらいまで伸びているのではないかと想像します。
斯く言う私は会社ではCDとLPほぼ半々ですが、家では放送音源(MSIC BIRDとFM)が全体の半分くらい、残り半分がLP, ハイレゾそしてSP盤です。CDももちろん買いますが気がつくと
AMAZON MUSIC HDか
Spotifyに相当置き換わっています。装置は昔も今もタマひと筋ですが、音楽との向き合い方も随分変わったなあと感じます。
ずっしりと重いLPをおずおずとターンテーブルに載せ、盤面の埃をとって針を下ろしてジャケットを愛でながらライナーを読む悦楽も良し。手軽にサブスクで聴くのも愉し…いったい10年後のオーディオはどうなっているんでしょうか?

諏訪内さんのヴァイオリンの後はトミフラ,エヴァンス,ドルフィー,デックス+
JBL C37でJAZZ三昧。明日は久しぶりの骨休めなので今日は夜更かしです。皆さんも良い週末を!