もうじき
TU-8600Sの出荷がはじまる訳ですが、皆さんからの予約状況が今日現在どんな感じか調べてみたのが下のグラフです。

左がタマつき/タマなしの分布, 右がタマつきでご注文下さった皆さんの松/竹/梅の分布です。タマつきで買われた方が全体の63%, コンデンサーをArizonaにグレードアップされた方が68%ということが読み取れます。そしてタマつきで購入された方の60%近くが松,竹と梅がそれぞれ20%前後という比率になっています。
これを意外と思われた方もいらっしゃるかもしれません。わたしはこれを”新しい生活様式”のなかで身の回りに置く物には従来以上に拘るという方が増えているのではないかと想像しました。それが真空管アンプにおいては真空管やカップリングコンデンサーのグレードアップという現象として明示化されているようにも感じます。
オーディオは機器のグレード=音質というほど単純なものではありませんし、松竹梅は上中下ではありません。今回のデータは皆さんが”せっかく時間と手間を掛けて組み立てるなら、より自分好みの音で音楽を楽しみたい!”という気持ちの現れと感じています。出荷開始までもう少し…ぜひオンリーワンの音を作り上げて頂きたいと思っています。