知り合いのアコースティックギター職人さんが「自分が作ったギターを誰かが弾いている光景をみるのが一番感動する」と仰るのを聞いたことがありますが、それはオーディオ屋も全く同じです。いまは世の中がこんな風でなかなか皆さんのところにお邪魔する事も叶いませんが、送って頂いた動画でバーチャルに音を聴かせて頂いたり、写真を拝見しながら出音を夢想したり大いに楽しませて頂いています。
これはKさんが送って下さった動画。キャプチャした画像の右下に無造作に置かれたサキソフォンと楽譜がジャズ魂をくすぐります。
マルチセルラホーン803B+288 と416-8A in オンケン箱
マルチアンプで鳴らしています。
サブは、マルチセルラホーン805B と416-8B in アルテックのクレッシェンドの自作箱
これらSPはテナーサックス演奏のPAも兼ねてます。
右側にはグランドピアノがあり、生伴奏での演奏もOK。1Fは防音仕様です。
サウンドのキーパーツは勿論SV-192Sです。基本設計が良いのでいまでもオーディオ最前線のDACです。だから二台キープしてます。10MHzマスタークロックやその下流のワードクロックに工夫をこらしてますが、それを受け止められるDACですね。
動画では Dexter GordonのBlue Bossaが実にリアルな音で鳴っていました。
続いては夏休みにSV-310を組み立てられたFさんが送って下さった写真、SV-310とSV-Pre1616D。背後にSV-P1616D/300B仕様の姿も見えます。
Fさんからは
SV-310Ⅲが完成しました。
作成に当たり、組立マニュアルの整合性について確認の電話を差し上げ、お忙しいなかご迷惑をおかけしました。
その度に、ご丁寧な回答を頂き有難うございました。お陰様で、無事修正無しに完成させることが出来ました。
音は、ソフトな感じがしましたが、独特な空気感があり、これは広大な周波数特性から来るものなのでしょうか、実際に測定していないのでなんとも言えませんが、独特な空気感が在ることは確かです。想像していた音は、押出し感が強いのかなと思っていました。
これで我が家にある真空管のプリは3台になりました。しかし、3台共タイプの異なる物です。それぞれに良さがあり、これから楽しんで行きたいと思います。
御社のキットは、5台ほど組立ましたが、お陰様で全て手直し無しで完成させることが出来ました。キットは工場製品とは違って組立る人の個性が出て、おのずと微妙に音が違ったりするのでしょうか?そうだとしたらキットは面白い物ですね。
とメッセージを添えて下さいました。
オール手配線というと気後れしそうですが、Fさんのように組立マニュアルに忠実に組み立てて頂ければ実はそんなに難しくない…そんな見本のようなワイヤリングです。
そしてこちらもお盆休み中のワンカット。Kさん宅に新しく加わったSV-310とSV-8800SE/KT120仕様です。
Kさん宅には2セットのオーディオシステムがあり、いずれもJBLスピーカーをメインに構築されているそう。一階は小音量BGM用に300Bアンプで鳴らされていて、SV-310+8800SEは二階のメインシステム用に導入されたものです。今後オーディオラックや電源ケーブルを
PS-01/02にグレードアップしてセッティングも大幅に見直されるということですので状況が許せばお邪魔してセッティングのお手伝いがてら音を聴かせて頂きたいと思っています。
皆さんも是非写真やメッセージをお送り下さい。中にはこんな達人も…Mさん製作のSV-91B、素晴らしいですね!