4月に入って出張を控えることにし会社や家にいる時間が長くなりました。SV-EQ1616DでSP盤を聴くことがとても多くなって、ネットで安いSP盤を見つけては購入して日々楽しんでいます。

ターゲットプライスは一枚1000円未満。今日とどいたのは日本プレスのグレン・ミラー”ムーンライト・セレナーデ”です。
EQ1616Dでは欧州系SPと米国系SPの二つのカーブが選択可能ですが、かなり印象が違います。この盤は圧倒的にUSA-SPが合う…こんなことをやっているとあっという間に時間が過ぎていってしまいます。楽しくて。

EQ1616Dは松セット(Gold Lion ECC83×2, Mullard CV4003)で整流管は5Y3お試し中。
C37 Rhodesでグイグイ張り出してくる中域を少し抑えるのにいい感じ。隣のPre1616DはオールCV4003+5AR4で厚み重視のチューニングをしています。
そんな感じで楽しんでいたところに見本誌が…。
4/17発売のStereo誌です!特集「国産ガレージメーカーを訪ねる」でなんとSV-EQ1616Dが表紙です。
「ガレージメーカーという言葉を”少数精鋭で作り手のオーディオに対する熱い思いがダイレクトに込められた製品を販売している個性溢れるメーカー”と定義した」という編集部の趣旨に賛同して実現した企画です。巻頭4ページに鈴木裕先生が当社のこと、後半の「オーディオの新常識」では福田雅光先生による松,竹,梅の各セットの比較試聴レポートが掲載されています。是非ご一読ください。
ガレージメーカーという言葉の受け取り方も様々です。なんでもそうですがネガティブに捉えるとキリがありません。ポジティブに考えると色々なアイディアも出てくるしモノの見方も変わってきます。最近はSNSのタイムラインでもオーディオ絡みのエントリーがどんどん流れてきて、みんな家にいるんだなあ、と実感。こんな時だからこそ、きっと楽しいことが先に待っている…と考えることで今すべきことが見えてくるように思います。