SV-EQ1616D ローンチ
2020年 03月 27日
製品の内容についてはこれまで幾度も申し上げてきましたので今日は繰り返しません。昨日(というか今日未明までかかって)組立マニュアル(21ページ)と「使いこなしガイド」(14ページ)を刷り上げて今から出荷作業です。今日は突貫で仕上げた使いこなしガイドの一部をお目にかけたいと思います。


上図にも書いてありますが市場のマルチカーブ対応のEQには本来一致させるべき基準周波数(1kHz)のゲインが2dB以上変化するものが結構ある訳ですが、EQ1616Dでは1kHzのゲインを一致させているので音色以前に音量(差)で印象付けを行うようなギミックはありません。
またサンプル購入したマルチカーブ対応のEQではターンオーバー周波数は可変できてもそれぞれの低域特性までトレース出来ていないものが大半でした。EQ1616Dでは低域特性(周波数カーブ自体)も各カーブに合致させていますので、より正確な再生が可能です。

最初は「もしもCOLUBMIAカーブのLPをRIAAで再生すると…」です。

つづいては「もしもLONDONカーブのLPをRIAAで再生すると…」です。

1954年にRIAA規格が発表されて以降も各レコード会社が独自の規格で録音を行いリリースしたことが分かっています(参考)。LP主要カーブに加えSP盤(欧州系, 米国系)までカバーしたEQ1616Dの真価を皆さんのリスニングルームで是非味わって頂ければ幸いです。
