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マルチ狂騒曲が終わって

怒涛のような一週間が終わりました。大活躍したBWLも結線を解かれて納品までの約10日間、静かにその時を待っている感じです。
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嫁入り先のHさんは都合三回いらっしゃって様々なアンプの組合せを試された訳ですが、結果的に手持ちアンプと新規購入をうまく組み合わせて

プリ SV-310/PAVANE WE
低域 SV-86B/オールWestern+SV-284D/845
中域 LM91A
高域 SV-2500SE/KR PX25


という布陣を目指すことになりました。パワーアンプだけでMONO/STEREO合わせて7台という大所帯です。改めて今回感じたことは帯域分割をパワーアンプの後ろ側で行うネットワーク仕様に対して帯域分割をパワーアンプの前で行う(=ボイスコイルとアンプが直結される)マルチで音の鮮度が根源的に異なること。その分テクニック的には非常に難しくなりますが上手く繋がった時の音はネットワーク仕様の音とは隔絶した何かを感じさせたのも事実です。
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参考として4344のネットワーク写真を撮りましたので見て下さい。これだけの素子とコイルがアンプとスピーカーユニットの間に介在する訳です。コイルの長さまで考えたら総延長は数十mに及ぶでしょう。当然のことながら音に影響がない訳がありません。

今回実際に音を聴かれたKさんからは

マルチサウンド最高でした。
あんな鮮度の高い音が出るとは驚きです。
聞かせてくれた音源も普通のCDが全部ハイレゾ以上に精細に奏でていました。
先日聞いた〇〇社の超弩級のセパレートSACDプレーヤーを超えるようなサウンドでした。
好みとしてはボーカルが最高でした。shantiの吐息まで聞こえてきてウットリです。

という感想もいただきました。今回ほど中域の難しさを感じたことはありませんでしたが裏を返せば低域と高域を上手く繋げる中域アンプが見つかりさえすればマルチはそれほど厄介ではない、と言えるかもしれません。後はチャンデバの選択、これが非常に大きな分かれ目となります。最初からPA用の-24dB/oct.クロスのチャンデバを選んで大失敗ということがないように-12dBスロープが選べるものがいいと思います。
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これが低域を受け持つスペシャルバージョンのSV-86B(2002~4年頃)。WE310A-WE311B-WE300Bpp-WE274Aという布陣です。
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今回の実験はリボンツィーターを加えた4ウェイ化にまで及びました。位置的には2405の真上で僅か後ろ側のレイアウトが音場的にはドンピシャ。音としては殆ど聴こえない超高域が三次元的な空気感を醸し出してくれる様子は本当に美しかったです。

BWLがいなくなって今後の試聴室の景色はこうなります。
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4344はウーハーもオーバーホールすることにしましたので8月末までお休みですが…
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フルレンジからDALIのブックシェルフからトールボーイまで揃っていますので是非ショールームに遊びにいらっしゃって下さい!



by audiokaleidoscope | 2019-08-02 15:26 | オーディオ

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