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OTOTEN公開収録 二日目

二日間のOTOTEN公開収録、ぶじ終了いたしました。会場にお越しくださいました全ての皆さん、そしてお世話になった関係者各位に心より御礼を申し上げます。
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今日はOTOTEN公式音源「音のリファレンスシリーズII」をフィーチャーしてそのプロセスと音の魅力に迫ろうと自分なりに準備していたのですがここで一つ問題が。

プログラムを見ると同じネタでのセミナーやデモが幾度も行われていることを今更ながらに認識(考えてみれば公式音源だから当然といえば当然なんですが)。そして私の公開収録は大トリの時間帯ですので更に状況は不利です。

どうするか…考えてみると私の公開収録の最大の強みは
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まずゲストの充実。プロデューサー,レコーディングエンジニア,アーティストという布陣。これは他のセミナーではない。更に言えばこの音源については以前スタジオ収録も行っており、かなり深いところまで知っている自負がありましたので思い切って収録30分前に急きょテーマを変更することに。

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収録前の打合せ後に前室でパワポを変えてゲストの皆さんにも告知せずにいきなりテーマを変えました。さぞお三方とも面食らったのではないかと思いますが、逆にリラックスして色々な裏話や苦労話が飛び出す楽しい会になりました。
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機材的には昨日と同じですが、今日はフルデジタルで192kHz/24bitのハイレゾ中心。ダイナミックレンジの広さに加えてリファレンス音源のテーマでもあった”美しい低音”がタップリ入ったソースが中心でしたので、昨日のアナログ大会以上にパワーが入る結果に。

念のためSV-8800SEのバイアス調整端子に常時テスターをつないでおいてピーク時のプレート電流を横目で監視しながらの再生となりましたが後半の大砲ドカン!の瞬間は100mA近くまで振り込んでいましたので、相当の出力が出ていたように思います。公称8オーム(最低3オーム)という、真空管アンプにとって与しやすい相手とは言えないスピーカーながらも二日間とも破綻なくキャパ150のセミナールームを音で満たしてくれて正直ホッとしています。

後半はリファレンスシリーズでベーゼンドルファーの骨格感あふれる左手のスケール感で聴かせた三宅由利子さん(p)のオリジナルアルバム「Lilium」(リリウム)からお奨めの2曲を試聴。
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こちらは楽器がスタインウェイ。右手の繊細さと音の雫(しずく)がこぼれ落ちるような美しさが際立つ作品で、これも生形さんのレコーディングです。

生形さんは芸大大学院で作曲を学ばれ、ピアノを演奏されるかたわらレコーディングエンジニアとして、オーディオ評論家として、そしてスピーカーを自作し、アンプの組立もご自身でなさるというスーパーマン。まだ30代半ばで今後の大活躍が嘱望される逸材です。この三宅さんのアルバムでもレコーディングを担当され、遺憾なくその能力を発揮されています。音(Sound)から最後は音楽(Music)に戻った感じで良い流れになったと思っています。

…という訳で明日から現場復帰。恐らく案件が山のように積み上がっていることでしょう。日々ひとつひとつ丁寧に仕事して来年もこの場に立たせて頂けるように再びスタート、という感じです。どうも有難うございました。



by audiokaleidoscope | 2019-06-30 23:59 | オーディオ

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